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前回までに
膨らみのある白磁への
転写紙の貼り方について
お話しました
 
基本的にハンドメイドは
それぞれやり方があって
どれが正解というものではありません
 
ですが
 
モノとか道具というものは
本来の使い方をする方が使いやすい
というように作られているのも事実です
 
例えば、包丁ひとつ研ぐ場合を考えても
どこをどう持って、刃に対してどういう角度で
どういう方向で研ぐべきか
 
包丁と砥石の正しい使い方をすれば
綺麗に切れるようになりますし
そうでないと使いにくいなあと
感じることは多いかと思います
 
 
転写紙もメーカーの作る製品ですので
使いやすいと感じるときは
そう使うのが正解で
 
逆に、使いにくいと感じるときは
そう使わない方がいいのだろうと
思うのです
 
例えば
色が薄くなっても目立たない淡い色は
多少伸ばせるように作られていますが
 
伸ばしてしまうと色の変化の大きい
濃い色の転写紙は
伸びにくく作られています
 
そう考えてみると転写紙は基本的に
伸ばす目的で作られていない
と思われるのです
 
ですので
ティーフォーワンの底のような
多少の膨らみなら
 
 
伸ばして貼るのはいいと思うのですが
 
こちらのような
太っちょさんの白磁の場合
 
 
上下の縁の長さを固定して
膨らみ部分をぐ~~~~~っと伸ばす
というのは理論的に不可能ではありませんが
 
転写紙を伸ばして貼る方法よりは
 
転写紙の模様を生かして
展開図で製図してカットしたり
 
転写紙を分解再構成しながら
貼っていくやり方をおススメしています
 
 
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前回の話題の続きです

 

転写紙を
このように膨らんでいるものに貼るときは
まず膨らみのない
こちらの形に貼ることを考えて
膨らみのある部分だけを伸ばすことが
重要だというお話をしました
 
ここでのポイントは
上下の縁部分は伸ばさないこと
です
 
真ん中を伸ばしていると
ついつい上下の縁部分を
一緒に伸ばしてしまいがちです
 
 
では
前回話題の途中だった
膨らみのないこの形
上の円錐台に
膨らみを持たせたのがこの形
実はこれ
このティーフォーワンの底の形を想定したのですが
 
 
これを貼るときも
考え方は同じです
 
上下の縁は
膨らみのない円錐台に貼るときと一緒で
伸ばさないようにします
 
伸ばすのは
まんなかの膨らみの部分だけ
 
なので
 
このティーフォーワンの底に貼った
転写紙をはがして
そのまま元の台紙に戻してみると
 
 
(見えにくい画像ですみません)
 
内側のカーブと外側のカーブは
ほぼカットしたそのままの形ですが
 
まんなかの部分だけ
空気が入るようにぷっくり
ふくれていることがわかるかと思います
 
つまり
 
転写紙を貼るときは
やみくもに伸ばせばいいというわけではなく
 
2次元の形状から
3次元の形状にするためには
 
どこを変化させればいいのかを
考える必要があるということが
おわかり頂けるかと思います
 
 
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ティーフォーワンのポットの底の

型紙のとりかたは

 

今回日本ヴォーグ社さんが考案して

伝達セミナーで教わったものになります

 

他の話題と違い

私が経験したり考えたりした内容では

ありませんので

 

課題のティーフォーワンの型紙を

どう取るかについては

とりあえず触れません

 

なので今回は

 

一般的な「型紙」に関する考察を

書きたいと思います

 

クラフト一般で考えますと

木工、金属などを扱う場合は

素材が伸びることを想定しないので

かなり厳密な製図を

考える必要がありますが

 

転写紙のように

ある程度伸ばしても問題ない素材の場合

 

皆様ご存じのとおり

転写紙を伸ばしつつ型を変形させて

貼ることができます

 

ですが

 

やはりそこは

物質としてのルールといいましょうか

注意すべきポイントもあります

 

 

それは

 

「転写紙は伸ばすことはできても

縮めることはできない」

ということです

 

ですから

 

貼りたい白磁のおおまかな形状で

「ここだけは伸ばさない」ところはどこか

ということを常に考えましょう

 

 

どういうことかというと

 

マグカップなど

このような筒状の場合は

そもそも伸ばす必要はありませんが

 

 

この画像のように

おおまかには筒状だけど

途中が膨らんでいる形状という

湯飲みなどのような場合

 

 

伸ばすのは「まんなか部分だけ」です

 

そして

 

ここで考えるべき

「ここだけは伸ばしてはいけない部分」

は、上下の縁のところです

 

マグカップの場合

とてもわかりやすい例かと思いますが

 

上下の縁部分を伸ばしてしまうと

柄がある場合

柄が斜めにずれる原因にもなります

 

幾何学的な模様の場合

上下の縁まで伸ばしてしまうと

全体の柄が崩れてしまうことが

わかるかと思います

 

上下の縁のところは

マグカップを貼るときと

同じ場所、同じ模様でホールドして

まんなかだけを伸ばしていきましょう

 

 

そして応用ですが

 

下の画像のような円錐台の場合

展開図で転写紙をカットすれば

まったく伸ばすことなく

綺麗に簡単に貼ることができることは

ご理解いただけると思います

 

ではこの画像のように

ゆったりとした膨らみが入る場合は

どうでしょうか

 

(続きます)

 

 
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