フランス1部モンペリエでプレーしている日本女子代表DF鮫島彩(24)が、ロンドン五輪後に国内リーグへ復帰する方向であることが28日、明らかになった。


移籍先は、なでしこリーグ下部「なでしこチャレンジリーグ」の仙台レ ディース。
なでしこジャパン不動のサイドバックは、昨季まで所属していた東電マリーゼ(休部中)の選手中心に被災地で戦う“古巣”を、世界屈指のスピードと技術で1部昇格に導く。



「世界のサメシマ」が国内リーグにサプライズ復帰する。
関係者によると、6月2日のリーグ最終節(対パリサンジェルマン、ホーム)を最後にモンペリエを退団し、仙台に移籍する見通し。
世界屈指の高速サイドバックは、ロンドン五輪終了後から杜(もり)の都で躍動することになりそうだ。



もう一度、深い絆で結ばれた仲間たちと一緒にプレーを―。
その思いを胸に秘めていた。
昨年3月11日の東日本大震災の影響で、所属していた福島の東電マリーゼが活動不能に。
チームはバラバラになった。
鮫島は誘いを受けた米国のボストン・ブレーカーズに移籍。
昨夏の女子W杯は、なでしこの主力として優勝に貢献し、9月にはフランスへ舞台を移すなどステップを踏んできた。



だがその間も、福島第1原発で事務の仕事をしながら汗を流してきたチームメートのことを忘れたことはない。
今年2月、新たに発足した仙台が東電の受け入れ先に決定。
震災後、日本を離れたことに引け目を感じていたという鮫島は、たとえ下部リーグであろうと“古巣”に戻って、恩返しする決意を固めた。



モンペリエとの契約には、1年延長のオプションがあった。
だが、サラ・エムバレク監督も「もちろん残ってほしいけど、彼女が日本でのサッカーや家族を恋しがっている様子なので…。彼女の意向もある」と放出やむなしの姿勢を示している。



仙台側も受け入れ準備に入った。
今季はクラブの職員として雇用契約を結び、プレーに専念できる環境を提供する考え。
鮫島が東電時代につけていた背番号「9」も空けており、最強戦力の加入を心待ちにしている。



仙台は現在、チャレンジリーグで首位・高梁と勝ち点2差の2位(7勝1分け)。
鮫島の加入で昇格ロードはさらに加速する。
加えて、女の子走りとキュートなルックスで、人気の面でも様々な効果を生みそうだ。
鮫島自身も、安住の地が決まれば落ち着いてロンドン五輪に臨める。
常盤木学園高の3年間を過ごした「第2の故郷」での再出発。
被災地の新たな希望の星になる。















鮫島Ktkr!!



熊谷も来るか!?



ただ、今スタメン張ってる選手達のモチベーションが下がらないか不安もあるけど汗



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