『MF関口の615日ぶりのゴールに喜んだ人は多いはずだ。
仙台の選手の中で最も被災地支援に積極的。
原点は昨年3月30日にある。
前日29日夜、J選抜と日本代表の慈善試合に出場した後、宮城に戻った足で岩沼市内の避難所へ直行した。
アポなしだった。
それまで都内の実家に避難していて、本格的に被災者と接するのは震災後初めて。
女性から、男性の名前宛てのサインを頼まれた。
尋ねると「ひつぎに入れてあげたいんです。セキさんのファンだったので」
津波にのまれた夫の遺体が見つかったばかりだったという。
その後、帰りのタクシーに乗り込んだ関口から電話がかかってきた。
号泣していた。
「涙が止まらない。そんな状況なのに『頑張って』と言えるなんて」
その後は時間が許す限り被災地を訪れ、勝利を、ゴールを求められた。
昨季は4位も無得点。
最優先は勝ち点だが、ゴールが喜びを増すことをこの日の声援で確信した。
東北のためなら、今後は得点へのエゴを解禁する。』
昨日の日刊スポーツの記事です。
今年はもっと関口の活躍が見れそうな予感がします。
Android携帯からの投稿
仙台の選手の中で最も被災地支援に積極的。
原点は昨年3月30日にある。
前日29日夜、J選抜と日本代表の慈善試合に出場した後、宮城に戻った足で岩沼市内の避難所へ直行した。
アポなしだった。
それまで都内の実家に避難していて、本格的に被災者と接するのは震災後初めて。
女性から、男性の名前宛てのサインを頼まれた。
尋ねると「ひつぎに入れてあげたいんです。セキさんのファンだったので」
津波にのまれた夫の遺体が見つかったばかりだったという。
その後、帰りのタクシーに乗り込んだ関口から電話がかかってきた。
号泣していた。
「涙が止まらない。そんな状況なのに『頑張って』と言えるなんて」
その後は時間が許す限り被災地を訪れ、勝利を、ゴールを求められた。
昨季は4位も無得点。
最優先は勝ち点だが、ゴールが喜びを増すことをこの日の声援で確信した。
東北のためなら、今後は得点へのエゴを解禁する。』
昨日の日刊スポーツの記事です。
今年はもっと関口の活躍が見れそうな予感がします。
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