
行って来ました

良かったですねぇ(-∀-)
まずは前座の春太の『転失気』
お坊さんがお医者さんから言われた『転失気』(オナラの事)をわからず、小坊主に騙され、お医者さんとおかしなやり取りをするって噺です

その後に出てきた談春は『こんな時期に皆さんの前で、何の噺をしようか?とだいぶ考えたんですが…弟子がオナラの噺ですからねぇ

『粗忽の使者』の後、中入りを挟み『文七元結』までの、あっという間の二時間半でした

もう一席くらい聴いても良いくらい、短く感じましたねぇ

だって『文七元結』なんて一時間半もある噺なのに、全然長く感じなかったんですから

あ~、でも本当『文七元結』聴けて良かった

『文七元結』か『芝浜』のどちらかやってくれれば…なんて思ってたんですけど、本当に聴けるとは



楽しかった

ちょっとだけ枕の話を

枕って言っても寝る時に使うあれじゃないですよ

落語で本題に入る前にする小噺を枕って言うんですけど、今日の談春が噺した枕を

『粗忽』っていうのは、そそっかしいって事で、師匠の談志もそそっかしいらしいですね。
夏の朝、目が覚めて喉が渇いてたらしく、冷蔵庫を開けて麦茶を飲もうとして間違っちゃったんですって。
で、大体の人は『あぁ、麺つゆと間違ったんだな』と思うんでしょうが、談志師匠は違った。
何と間違ったと思います?
ウスターソースと間違ったんですって

『ソースの入ってる容器と麦茶の入ってる容器じゃ全然違うでしょう

で、すぐ吐き出して言ったセリフを聞いて談春は『あ、やっぱり師匠は越えられないな』と思ったそうです。
その時言ったセリフが…
『うげっ、この麦茶腐ってる

ですって

スゴい人だよ、立川談志
