こちらの作品は私のオリジナルです。
他サイトで投稿しているものをこちらで載せています。
盗作では有りません。
エブリスタとこちら以外で見かけた方は御一報下さい。





「腰ぬかし…ね」


小柴が出て行くのを見送った國橋は、ごろりとソファーに横になりながらつぶやく



(ありゃあどうみても、腰ぬかしってだけじゃなかったが…)


國橋は、自分の身体を抱き込み、うずくまっていた転校生の様子を振り返る


(腰砕けだけなら、顔を赤くするもんだが、身体は震えてたし、顔も見た所真っ青だった


特能科にきたくらいだから、何かしらの力は持っているんだろうが…………)



ふむ、と顎に手を翳しながら考え込む



(…普通なら、どんな力かリーダーである俺に話すはずなんだが、何も言わずに帰った所をみると…、かなりややこしい力の持ち主なのか…)



リーダーである以上、きちんと話しを通して貰わない限り、いざという時の対処法が思いつかない


(…明日、本人に聞いてみるか)

そう完結すると、一気に眠気が襲い、夢の中へと誘われる





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