こちらの作品は私のオリジナル作品です。

他サイトで投稿しているものをこちらで載せています。

盗作では有りません。
ポケクリとこちら以外で見かけた方は御一報下さい。















「先ほど私は言ったはずです

夕蘭が好きだと…………

確かに、夕蘭ははじめ決めていた女性の代わりに来たかもしれませんが…………私は、夕蘭しか知らないんです


澄舞という女性が、どのような方であったか、まったく知りません


それに、私の妻と紹介されたのは、夕蘭です

私は、夕蘭以外、めとるつもりはまったくありませんし、別れるつもりも毛頭ありません」


「…………若旦那」


「………私の身勝手な言い分だとは百も承知なんです 


馬鹿な言葉を、吐いている事も…………


それでも、夕蘭は……………私が初めて自分から好いた女子ですから



離れたくはないのです」


真っ直ぐ、嘘偽りなく告げる


私は、夕蘭と共にいきたい

その想いが強く自分の中に存在していると、実感した瞬間でもあった



「………そうですか………そんなに…………」


旦那は、ふっと笑みを向ける


「……………その言葉を聞いて、安心しましたわ…………若旦那がそこまで思って下さるなら………引き離す理由はありません
どうか、夕蘭をお願いします」


旦那は、深々と頭を下げて言い放つ


「頭をあげて下さい


夕蘭に、好いてもらえていない今は、まるっきり私の片思いなんですから」


苦笑しながら言い放つと、旦那はつられたように苦笑する


「……若旦那。……あの子は、手強いです
頑として自分の意思は曲げない

苦労しますよ若旦那

それに、あなたが心配している事はないと思います。
あくまで、見受け先の旦那。
あの子はそこははっきりしている子です。



旦那は、苦笑しつつ、肩の荷が降りたような顔でアドバイスしてくれた


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