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「 明日、何時にくるとか言ってたか?」


「あ? あ…」


「………マヌケ」


「うるせ…
あとで聞いとく」


小柴は、はぁ~、と長いため息を吐きながら言い放つ

「俺が内線使って聞いといてやるか?」

國橋が、ソファーに頬杖をつきながら問い掛ける
だが、小柴は横に首を振る

「帰り道だ
もう一度よって聞いてくる

今日は疲れただろうから、ゆっくり休ませてやりたいしな?

下手な時間に電話するのはやりたくない」

「…………わかった」


何処かしら訝しげに小柴を見ながら、頷く國橋


「今日の見回りは、俺がやる

他の奴らにも伝えておくから、お前もゆっくり休め」


そんな國橋を苦笑しながら見ると、それだけ伝えてそそくさと部屋を後にする小柴



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