この小説は、エイブリスにて公開中の作品です。なので盗作ではないので、驚かないで下さい。しかし、著作権は私が持ってます。似たような小説があったら、ご一報下さい。確かめます。

では、ご覧ください。






~Count4~









「首は切られないよ、うん」


「いや、切ろうと思えば切れないこともないが…………」


「切んのかよ」



はっと気付いた小柴が、苦笑いしながら言い放つと、理事長がそれに対して否定、小柴はまた理事長に突っ込みを入れる





仲が宜しいようで……………



「…………ご兄弟ですか?あなた方」


「……………」
「……………」



「…………え?」



ついぼそっと呟くと、2人が驚愕した顔でこちらをじっと見る



「…………よくわかったな?

俺達はれっきとした血のつながった兄弟だよ」


小柴が、ふふっと笑いながら言い放つ


「……………名字が違いますが………」


「それは、親が離婚して、お互い別々に引き取られたからだよ」


「…………ああ」


私は、その言葉に納得


「随分簡単な驚き方だね(笑)


まぁ、そこは置いといて



実は、新しく立ち上げたクラスがあってね?多分君の叔父さんに簡単な話を聞いてはいると思うけど
君はそのクラスの一員

で、どんなクラスかというと、君みたいな力を持つ子達が集まるところなんだ」





「……………………は?」





私は、一瞬目が点になる







「つまり、普通の人間にはないはずの力を持った生徒が、歳とか関係なく集まっているところ


もっと簡単に言うなら異能者たちの訓練所兼特捜部隊の本拠地」



「………………」



簡単にといったが、どこが簡単なのか………………



しかも特捜部隊の本拠地って………



「なんで自衛隊みたいな名前が付いてるんです?ただ勉強をしているだけの生徒に特捜部隊なんてものいるんですか?」



苦笑いをしながら、小柴に問い返す


「それがねぇ、案外必要になるんだよ



特に、一般生徒達の捜索や喧嘩とめたりとかね


開設してまだそんなに日にちは立ってないんだけど、今日の合わせてすでに120件くらい出動しているかな?」



「………なんでそんなことを」


「所謂実践法ってやつだよ

訓練は、確かに積んだ方がいいけど、実績も兼ねてやれば、どこでどう言った具合に力をコントロールすればいいのか把握出来やすいからね」



小柴は、にっこり笑いながら言い放つ