視聴率で裏の「MOZU」を逆転したそうですね。
豪華なキャスティングのわりに、
中身がスカスカでご都合主義ばかりが目立つ、
「MOZU」にさすがの視聴者も付き合いきれず、
離れてしまったということでしょうかね。
とはいえ、小栗くんの「BORDER」も、
そんなにドラマとして成功しているとも思えません。
原作・脚本は、金城一紀さんですので、
かの岡田くんの「SP」と同様にこちらのほうも、
かなりの漫画的というか、
リアリティなんかすっ飛ばして「GO」みたいなノリ。
だいたい、死者と話が出来る刑事なんていう設定は、
サスペンスやミステリーとしてはアンフェアもいいところです。
殺された人に、あなた、誰に殺されたの?って聞けるのなら、
もう、そこでお終い、何でもありです。
同局で評判となったドラマ「臨場」などは、
検視官の主人公が物言わぬ死者の声を、
根こそぎ拾うべく苦闘する姿に、
警察ドラマとしての、厚みや深みがあったわけです。
アメリカのドラマで、僕が大好きだった(少しグロいですが)、
「BONES(ボーンズ)
卓越した観察眼で
犯人を暴き出していくという展開が見るものをひきつけるわけです。
それが、あんた誰に殺されたんですが?
はい、私○○に殺されました。では、
いかにも安易過ぎませんかね?というわけです。
もちろん、ドラマですから、
事件の背景や特殊な能力を身につけた主人公の、
苦悩的な描写もあったりするわけですけど、
やっぱり、大の大人が鑑賞するには、
今ひとつ物足りなさを感じますよね。
と、言いながらも、この2本とも、
美容院や居酒屋なんかでの、
どうでもいいような世間話のネタには、
打ってつけのドラマかもしれませんね。
千奈美に、わたくし、波瑠さんの大ファンであります。
m(__)m