小学生に上がると平日は学校が終わるとほとんど習い事だった。

日曜日もスポーツを習わされた。
嫌だった。
父が何か体は動かさなきゃダメだという思考だったので、やりたくないは通用しなかった。


スポーツの習い事で一年に一回親子でやる日があった。
私は何日も前から来るならお母さんがいいって母に言っていたのに、来たのは父親だった。

小さい頃から父が苦手なので、一緒にいることが苦痛だった。
やる気なくやっていた。
その場では皆んないるから、父には何も言われなかった。

帰ってきたら怒鳴りつけられた。

心の中で母が来ていたら、そんな態度は取らなかったけどねと思ったのと同時に、母が来てって懇願したのに来てくれなかった母を恨んだ。

そして私は父に正座してろと何時間も正座をさせられた。