MRIの診察の後、手術の意向を伝えると、
1ヶ月後という、ものすごく早く手術を行っていただける事になりました。

いそいで仕事先に連絡をし、毎日残業をして準備をしました。

霞ヶ浦医療センターは、とってもレトロな感じの病院でした。得意げ

けれども婦人科病棟はとても綺麗にお掃除もされていたし、
洗濯機も病棟についていました。

なんといっても、看護婦さんたちがとても温かい人たちばかりでした。

部屋は大部屋をお願いしてました。一人で考え込むよりか、色々な人と話した方が

教えてもらえるし、助け合えるから。

お隣さんは長野県から子宮奇形の手術に来てました。

本当に日本全国から西田先生の手術を受けにくるんだな。とびっくりしました。


手術前日から絶食に入り、腸洗浄のお薬を飲みます。
手術前に麻酔をかけられながら
覗き込んだ看護婦さんに「先生によろしくお願いします。とお伝えください。」
とお願いをすると、足元にいた先生が「大丈夫だよ。」と太ももをパチンと叩きました。
安心して眠りについたのを覚えています。

術後ははっきりと目が覚めました。
痛みどめが入っているせいなのか、長く付き合った痛みがないのに気づきました。
「もしや?本当におさらばできたのかな?」と期待半分、「けど痛みどめのせいかも。」
と不安半分でした。

翌日、やっぱりあの痛みは感じられませんでした。
看護婦さんに「痛くない?」と聞かれましたが、
正直、毎月の痛みのほうが手術より痛かったので全然平気でした。

ずっと寝ている体勢で腰が痛かったくらいだったので
歩きたいと看護婦さんにお願いし、びっくりされました。
翌日ですでにお腹も鳴るくらい回復してました。

西田先生は翌日手術の経過と手術の様子を話に
一人で来てくれました。
先生の顔を見るととても安心しました。

それからは回復への一直線でした。
霞ヶ浦医療センターは大きな敷地に自然が沢山あったので、
毎日何週も歩きました。
空気は美味しいし、看護婦さんは優しいし、本当によい病院でした。

手術の結果、筋腫の周りに腺筋症がくっついていました。
やっぱり。
と思いました。


そして、この病院で手術ができて本当によかったと思いました。

退院前、手術の写真を見せてもらいました。
お腹を切ってとりだした子宮の写真。
病巣を切っている写真。
病巣。
縫い合わせの写真。

専門の器具でけずりとってもらった、腺筋症はちいさな幼虫の集まりのようでした。
ちょっとグロテスクでしたが、自分の体のことが知れてよかったです。

素敵な友人にも会い、あっという間に退院しました。

どこの病院にしよう?
と迷っていました。

六本木のクリニックの診断は「子宮筋腫」でした。
腹痛が酷いと伝えると、「古い血が子宮にたまって悪さをしているのよ。」
と言われていました。

けれど、この激痛の症状は、色々調べてみると
「子宮腺筋症」ではないかと自己判断していました。
前の病院でも一度名前が出てきたし、この際、腺筋症に詳しい病院で診てもらうべきだ。
と決心しました。

霞ヶ浦医療センター。


茨城にある病院です。腺筋症の手術をした方のブログを読むと良く出てくる名前でした。
腺筋症専門外来があり、先進医療を行っている病院です。

我が家から1時間半かかりますが、まずはここに診てもらおう。と思いました。

紹介状を書いてもらうため
六本木のクリニックを尋ねましたが、
「あなたは筋腫だって言ってるじゃない。」
「東京より良い病院があるとは思えない。」
と悲しい言葉を受け取りましたが、心は決まっていました。
卒業式のようなすがすがしい気持ちで「もうここには帰ってこないぞ。」と
そのクリニックを去りました。



霞ヶ浦医療センターの西田先生に診てもらうべく、
「子宮筋腫」という紹介状しか無かった私は婦人科の初診を受けました!

西田先生はとても若々しく、かっこよくてびっくりしました。
症状を話し、先生に相談したら、
「大丈夫です。腺筋症ならば100%わかりますから。」
と答えてくれました。

思わず泣いてしまいました。
本当に7年間、安心できる病院に巡り合えなかったから。

先生の目はとても真剣で優しかったです。

ここで手術をしようと決めました。