【豊岡メモあれこれ】

《農業について　GLA推進支援員遠藤さん》

●「豊岡グッドローカル農業」

Toyooka Good Local Agriculture

略してGLA

豊岡市が目指す農業の将来像で

環境・経済・社会をより良くし

持続可能で幸せを感じられる社会を

●地域活性化企業人制度（3年任期）

　と集落支援員（1年更新）を活用

　それらの人が移住者になることも

●農家の高齢化で担い手がいない

　食糧危機の可能性もあるなか

　10年後の農業を守る

●農業がかっこいいな！と思える

　しかけづくり

　農業やりたいな！と思える

　収益の確保

●余談として参加者さんより

　米農家は機械の維持管理あり

　50反では赤字になりやすいが

　100反でほにゃらら稼げると😳

●この鍬(くわ)とまれプロジェクト

　人材確保のモデル事業

　草刈体験会や

　農に携わる人のマッチング交流会

●豊岡農業スクール

　親方農家さんで１年学ぶ

●2023年4月

　オーガニックビレッジ宣言

「豊岡市有機農業実施計画」を策定

国からの補助金1000万活用できる

●ToCSA(トコサ)

地元農産物を前払いで購入

便利な場所で受け取れるシステム

・生産者さんの安定収入

・栄養価の高い新鮮野菜で健康に

・買い物の時間短縮

　（仕事場から持ち帰る）

・地産地消で輸送コスト↓でエコ

・食糧確保で輸入に頼らない

・農産物を核に交流とにぎわい

●コウノトリ育むお米

秋には田んぼに住む生き物のために、堆肥や米ヌカなどを散布。冬も田んぼに水を張って生命を育み、

無農薬・減農薬での米づくり

種子の消毒にも農薬を使用しないなど、「農薬に頼らない強い米づくり」の知恵と工夫を凝らしたブランド米

● 市立小中学校の給食にコウノトリ農法で作った減農薬米を通年提供

２３～２７年度の５カ年で学校給食の米飯（年間９０トン）を全て無農薬米にし、給食に有機野菜を導入する「有機の日」を年１２回実施する。

このため、有機栽培農地の面積を現在の２６０ヘクタールから２８０ヘクタールに拡大し、有機農家を４１戸から５０戸に増やすなどの目標を設定　すごい！！！

《小さな世界都市をつくる　

　　　　　　　　中貝元豊岡市長》

●理想と現実は違って当たり前

　だから戦略を立てるのだ

　つきぬけておもしろい町を

　本気で作ろうと思った

●人口減少対策は、反射神経のような政策ではなく構想力に基づくビジョンが重要

●もっと簡単に

　もっと明確に

　もっとわかりやすく　

　ハートにささる言葉を

●ケンカはしない

　ブレない

　相手のウィンを考える

●トップの仕事は目的地を定める事

　目的地を共有すること

　初めはおぼろげなビジョンの

　解像度をあげていくこと

　現場の職員は目的地にむかって

　直前では進めないから

　現場の苦労をわかろうとすること

●行政は業者と結びつくのはNG

　だけど一緒にするのならば

　パートナーである

●中貝さんがコウノトリ議員になったきっかけは

人に頼まれて

飼育員さんに会いにいったこと

最後のコウノトリを保護する時

世論は賛否両論あった

人工孵化は難しく

それが叶うかわからないなら

人の勝手で施設に閉じ込めるでなく

最後の時は自由に過ごさせて

あげた方がよいのでは？と

飼育員さんは大切に大切に世話をし

大切に大切に卵を見守って

またダメだった来年こそは

を毎年繰り返していた

ふつう諦めちゃうよね

もう無理だって思っちゃうよね

だけどその飼育員さんが

絶対に諦めるつもりがなく

まっしぐらだったのは

保護する時に

必ず命をつなぐからねと

そのコウノトリたちと

約束したからなんだって

卵が孵化したのは

保護からなんと25年後

その飼育員さんは

本当にすごいなと思うし

一度彼に会ってよと

連れて行った人がいて

それを受け取る中貝さんがいた

物事の後ろにはストーリーがある

コウノトリはかつて害鳥とされ

田植えの後の苗を踏みつけると

農家さんに忌み嫌われていた

そんな状態で

コウノトリの復活は望めない

だから

市職員が田んぼに張り付いて

コウノトリが田んぼに降り立って

何歩歩き、何本の苗を倒したのか

調べたんだって

そしたら実はコウノトリたち

苗をほとんど踏んでなくて

踏んでしまった苗も

1週間後には復活してた事が判明！

自然と共生できるまちは

みんなにとってもやさしいまちだと

みんなの認識を変えて行った

●農薬を使った背景には

虫食いや不揃いを

消費者がいやがったことや

手間を減らし就業してくれる人を

増やしたいという願いもあったはず

過去を否定しないこと

今まではこれでよかったけれど

アップデートしませんか？

共感、想像力

対話、共同、傾聴、

物事は複雑で

all-or-nothingではないから

《とど兵のこと》

会場であるとど兵は

かつて廃業した老舗料亭だった

赴きある天井に窓枠

取り壊して

コンビニになる予定だったが

コンビニの下見できたのに

足を踏み入れた瞬間

ここは壊しちゃいけない

と直感で思って再生させたのが

館長の小山さん！

出会いはいつも必然だ