みなさまこんにちは!
お久しぶりのムーコです♡
勤務時間を伸ばしたことで時間がカツカツ笑
基本在宅で通勤時間というものがないので、空き時間は基本家事をしていてブログもあんまり開けていない…
ブロ友さんの投稿はめっちゃ遡って一気に読んだりするんですが、時々知らんところで私の名前を出してくれてる方がいたりすると気づかなくてごめん!!!な気持ちとともにめっちゃほっこり喜んでます♡笑笑
ブログには書いていなかったんだけど実は、春に祖母が亡くなりました。
93歳とかだったかな?施設に暮らしていたんだけど、最後に父が会いに行った時には『もうすぐカラオケ大会があるの。何を歌おうかなあ。』と笑って話していて、その二日後、夜眠りについてそのまま、朝に息を引き取っていたそうです。
おばあちゃんらしいいい最後だったのだろうなと思うと同時に、もっと会っておけばよかったと悔やまれました。
いつも元気で朗らかな祖母は、認知症の祖父の世話をしていても悩む様子なくいつだって明るくて、テキパキと朝5時から家を掃除するようなそんな人でした。
あっけらかんと言いたいことを言うんだけど嫌な感じはさせない不思議な人で、親戚のおばちゃんたちも『真冬にさ、お米を洗うのに少しぬるくした水を使ったらめちゃくちゃ怒られたのよねー!笑 お米は冷たい水で研ぐんだよ!!って!』とか、『洗濯物はお日様に向かって干しなさい!って、今もあれだけは言いつけを守ってるよ〜』とか、色んなところからそんなエピソードがでてきて、でもみんな祖母のことが大好きでした。
祖母は長らく叔父と2人で暮らしていました。祖父は早くに亡くなったので、20年くらい2人で暮らしていました。
叔父は生涯独身でした。ぶっきらぼうで口数は多くないけど子供が好きで、私が何もない祖母の家で暇していると『おいムーコ、ゲーセン行くか』と私を車に乗せ、近くのゲームセンターに連れて行ってくれました。
誕生日には姉と私をデパートに連れて行き好きなもん選びな、と大きなプーさんのぬいぐるみを買ってくれました。(姉はもう大人だったのでティファニー買ってもらってた笑 甘え上手な2番目笑)
買ってもらったプーさんはもう25歳越え。笑
でも私にとっては大切なもので、時々熱湯消毒をして、ほつれたところは直してを繰り返し、今は娘のベッドの上に座っています。
祖母の葬儀の時、叔父は末期がんでしたが、杖をついて歩けるくらいの体調でした。
痩せてしまって、顔色も悪かったけど、祖母の写真を持って歩けました。
あまり会えていなかったし、ぶっきらぼうな叔父とは会ってもそんなにいつも会話はないのですが、もう会えないかもしれないとどこかで思っていて
『あのプーさんまだ持ってるよ。時々熱湯消毒してきれいにしてるの。今は娘のものになってるけど、2人で大切にしてる。』と伝えました。
『あんなもんまだ持ってんのか、売っちまえよ』と、杖をつきながら、よろよろと歩きながら、彼は笑っていました。
数ヶ月が経って、父から電話がきました。『いよいよ具合が悪いみたいで』
危篤?病院に行った方がいい?!と思ったら
『もう乗れないだろうけど、お前の車はどうするんだ?と聞いたら、ムーコにあげるって言うんだよ』
姉たちも含めて叔父には4人の姪甥がいますが、なぜか私にあげたい、と話してると。
状況から行くと姉のミーコの方が、廃車寸前の車に乗ってるので絶対よいのだけど…笑
考えてみると私は1番よく遊びに連れて行ってもらっていたし、プーさんのエピソードもあって、大切にしてくれそうって思ってくれたのかなあ。
『うちはお義父さんにもらった車乗ってるから受け取れないんだー、ミーコ(姉)がいいと思うよ〜。でもありがとうって伝えておいて。』
そしてこの話の数週間後、叔父は亡くなりました。
祖母も叔父もいなくなった家を父が片付けていると、机の下から箱が出てきました。
箱を開くとそこには大量の、銀色の小さな袋が入っていました。
よく見るとそれは、ポケモンパンについてくるポケモンシールでした。
未開封のポケモンシール。それが100枚以上も箱に詰められていたそうです。
自分のコレクションとして集めていたなら、封は空いているはず…
おそらくこれは、娘や私の甥っ子たち、子供達のために貯めておいてくれたものなのだと思います。開封するときのワクワク感を、子供達に取っておいてくれたのです。
それも祖母の葬儀の時に会えたのだからその時に渡せばいいようなものをあえて渡さずに、貯め続けたまま去っていった叔父。
この世を去った時にも小さい子供たちのために、子供の喜ぶ何かを遺したかったのだなと感じました。ありがとうなんて見返りも求めていないし、照れ臭かったのかもしれません。最後の最後までツンデレな叔父でした。
娘にもよく話をして、このポケモンシールはただのシールじゃないんだよ、大切にしてあげてね。と伝えました。
まあ子供にとっては開封してなんぼだからなー。開封する喜びを叔父もプレゼントしたかったのだろうし、と、葬儀の夜すぐに開封すること了承し、2人でその時間を楽しみました。
しばらく楽しんでから、床にそのままになっていた銀紙を『片付けたらー?』と声をかけると
IKEAのジップロックを持ってきた娘。『まだ命が宿ってるかもしれないからこれはゴミじゃないよ』とジップロックに銀袋を詰め込み『一緒に寝る』と。
その日は銀袋と一緒に寝ました。笑
そんなに頻繁に会うわけではないけれど、当たり前にいた人がいなくなること。
こんな喪失感なのだなと感じました。
祖母と叔父にもらった愛情を胸に、私は生きていこう。
しんみりしちゃいましたが笑笑 私は今日も元気です!笑
明日から親族で旅行にも行きます!笑
楽しい夏休みにしよう!!