本棚に眠っていた本の一冊を思い出して正月から読んでいるのであるが、大変難しく未だ読みこなせていない。1月も終わりそうなので少し感想を書いてみる。

この著者は、2018年にノーベル生理学・医学賞を受けた方で、「免疫系を抑えるリンパ球レセプターPD-1に対する抗体を用いる免疫賦活化療法」を開発した人である。

簡単に言うと、がん細胞をキラーT細胞が攻撃しようとするとがん細胞がブレーキを掛けるのであるが、そのブレーキを効かなくして殺してしまうということらしい。

 

ゲノムとは、遺伝情報の総体のことで、その中身はDNAの塩基の配列組合わせで、我々生命の設計図を作っているのであるが、その仕組みは人間から昆虫、細菌に至るまで同じなのである。つまり地球上の生命の起源は同じということになる。

 

さて、そのゲノムによって我々の身体が作られているのであるが、例えば目を考えてみても、レンズ、その厚みを調節する毛様筋、光彩、網膜などがDNAの情報に従ってタンパク質で作られている。まるでカメラの構造がタンパク質で出来ている。まあ、カメラの方が人間の生体をまねしたのかもしれないが、ゲノムは自然を知り尽くしているのかと思えてしまう。その他の器官についても同じで、脳などは驚異である。

 

人間のゲノムは64億塩基対のDNAで出来ているが、そのうち遺伝子(タンパク質に翻訳可能な部分)は3万くらいで、大部分は意味のないジャンクだそう。でもそれは、人類が解明出来ていないだけで、生命の進化の歴史の跡でもあり、これから進化するかもしれない余白でもあるよう・・。

進化というのは偶然の遺伝子の変異で、地球に生命が生まれたのも偶然の重なりらしい・・。

 

自分が生まれたのも偶然のこと、若いとき結婚したのも偶然の出会いであったように思う。でも、死は必然だから、終活、断捨離を進めなければと思うのだが・・

 

 

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無線の方は、今月一杯WWA(world wide award)が行われている。中国局が多く出ているので多バンドでコンタクトすれば稼げるかと少し呼んでみたが、あまりやる気も出ず42スコアで止めてしまう(^^;