かものはしのジレンマ

かものはしのジレンマ

ジレンマをぬるく抱えつつ送る日々のお話。
文字に起こしても何気なさすぎる日々なので、小話を混ぜつつ日記を書こうと思います。

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最近、猫を飼いはじめた。
毎日、お世話をさせていただいている。


エサを食べるとき、それぞれの食べ方のクセがあり、日々試行錯誤している。
いかに、必要量をそれぞれが食べるかというのに苦労していて、まだ正解を見つけられずにいる。
とりあえずお隣の皿が自分より多ければ、そちらへ移動したいと思うらしい、というのは理解した。

ウンチの形状や大きさで、大体誰のウンチなのかが分かるようになってきた。

さすがににおいでまでは、判別出来ない。

しかし、唯一



この彼の場合だけは、部屋に入った瞬間に、ウンチした!と分かるようになった。

そう、特別にクサイのだ。

そして、砂をかけるのが上手でなく、隠せていない上によく踏む。(夫からは「ウンコナパーム」と呼ばれている)そして、足などにつけたまま部屋を駆け巡る。

そんなとき、私は精神分析について考えることが多い。
精神分析の考え方では、赤ちゃんが最初に親に送る贈り物は、ウンチだという。
出たら親も喜んでくれるし、排泄すると気持ちいいのでいいものだと理解しているからとかなんとか。

もしかすると、この彼の場合も、私たちへの贈り物としてウンチを出し、ウンチはいいものなので、影響を周りにお裾分けしようと思っているのかもしれない。

呑気なことを言っているが、なかなかふきとるくらいでは取れないので、夫婦二人がかりでバケツにぬるま湯を張って、足だけでも洗う。暴れても洗う。ひっかかれようと洗う。

暴れるのは、せっかくのいいものを洗い流す意味が彼には分からないのだろうか。

部屋に広がるにおいには、乾燥機能付きの空気清浄機が大活躍している。

におい防止(5層コート)ナトロン袋でウンチを捨てる。これも匂いが部屋に広がらないので、とても助かっている。

猫は自分たちのウンチをせっせととっていく人間をどう思っているのだろう。
今日も無事にいいウンチが出てくれたと、嬉々としてどこか(ゴミ箱)へ持っていく私を「欲しがりさんめ」とか思いながら、猫たちは見ているのだろうか。

彼に望むのは、そんなにいいもの(ウンチ)を、とりあえずというように、後ろ足で踏みつけるのは改善してほしい。
心の底から。