東急東横線渋谷駅は、
1927年(昭和2年)8月28日に開業しました。
JR山手線に沿って造られた、かまぼこ型の駅舎は、
複雑な構造の渋谷駅の中でも、ひときわ目立っています。
しかし、残念なことに
そのかまぼこ型の駅舎は2013年3月16日から開始する
東京メトロ副都心線との相互乗り入れと同時に
廃止されることになりました。
ハチ公口前に保存されている初代東急5000系5001号車も
このかまぼこ型の渋谷駅を通った一車両です。
5001号車の車内では、
「大正・昭和の渋谷」と題した写真が展示されています。
かまぼこ型の駅舎は「平成の渋谷」として
後世に受け継がれることでしょう。