金より高価な生薬 『牛黄(ゴオウ)』
中国最古の薬物書「神農本草経」には365種類の薬物があり
上薬 中薬 下薬の3種類が記されていますが
『牛黄(ゴオウ)』 は上薬に収載されています
*上薬とは 「命を養う薬」
毒がなく 多量服用・長期服用しても副作用もない
服用を続けると 代謝円滑 身体は軽く
元気を増し 老化を遅らせ寿命を延ばす
『牛黄(ゴオウ)』 は重量換算では金より高価ではありますが
比重が軽いもので実際に持つと その意外さに驚きます
でもその貴重さは大変なもので昔は殿様しか持てない高貴薬でした~
因みに水戸黄門さまの印籠の中味は この『牛黄(ゴオウ)』でした
『牛黄(ゴオウ)』 は多くの漢方の古典に書かれていますが
解りやすいのは 漢の時代の「名医別録」でしょうか?
「小児の百病、諸寒癇熱で口の開かぬ者、大人の狂癲を療ず。」
「久しく服すれば身を軽くし、天年を増し、人をして忘れざらしめる。」
「子供のあらゆる病気、口も開けないほどの高熱、
大人の精神錯乱なども治す。」
「長期服用すると寿命を延ばし、物忘れしなくなる。」
なるほど高貴薬・・・ 上薬だな~ ('-^*)/
『牛黄(ゴオウ)』 にも 品質の差があるのは勿論ですが
玉牛黄に代表される高品質の牛黄をしっかりとした品質管理のもと
安定供給してくれる 救心製薬(株)の製剤を中心に
漢方道ごとう薬局では活躍していて 無くてはならない生薬です
幼児から高齢者まで 活躍の場が広いのも『牛黄(ゴオウ)』 の特徴
高熱・発熱のとき
肝臓病・二日酔い
ヘロヘロに疲れた時
貧血・立ちくらみ・血色不良
高血圧・首肩こり
頭痛・のぼせ・メマイ
のどの腫れ・痛み
かぜ・インフルエンザ
ウイルス性肝炎
どうき・息切れ・気つけ・むくみ
急な腹痛・消化不良
手足のしびれ
イライラ・不眠
etc
クリックして拡大 (2001年2月1日号)
身内でも脳血管障害の急性期に
『牛黄(ゴオウ)』 を服用してから病院に行ったな
あ~ 私“元でぶ薬剤師”も一度だけ40℃超えの発熱をしたとき
助けられたな~ 15年前にそれを薬局だより「漢方道」に書きました
拡大して読んで 笑ってくださ~い!
そして解熱剤の座薬でも下がらない発熱
お子様の熱性痙攣(ひきつけ)の治療・予防にも
必ず お役に立ちます
気持ちが落ちてしまうと
それを肉体でカバーできませんが
その逆はいくらでもあります。
( by イチロー )
漢方道
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健康未来創造研究会
http://www.kensouken.jp/0137643510/index.html
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