犬を迎えたら一番最初に教えることはトイレの場所。

 

トイレトレーニングがうまくいくかいかないかで、

愛犬との楽しい生活ができるかできないかが変わってくる。

と言ったら大袈裟かもしれないけれど、

トイレトレーニングはそれほど重要だと思っている。

 

最近何かで見たのだけれど、

トイレトレーニングは最初の数週間が勝負らしい。

だから子犬を飼う予定の人は、もちろん数週間はほとんどの人が無理だけれども、

なるべく長期の休みがとれる時期に、迎えるのがベスト。

 

ネット上に三日で覚えた、一週間で覚えたとか書いてあったりするけれど、

それはその犬が覚えが良かっただけだと思った方がいい。

甘く見ていると大変なことになるわ。

 

 

我が家のトイプードルちゃんはトイレを覚えるのに一か月半かかった。

なかなか覚えてくれなくてこのままじゃまずい、と思ってから本気になったわ。

だってはやくフリーにしてあげたいじゃない?

途中であることに気づいてから、激的にできるようになった。

 

 

トイレトレーニングをするにはまず犬の行動をよく観察して、

トイレの前にどういう行動をとるのか理解することからスタートよ。

 

トイプードルの六太の場合

大のとき  

同じ場所で突然ぴょんぴょん跳ねだす。そして丸くなって踏ん張る。

これはすごく分かりやすい。

こっちだよとトイレに誘導する、間に合わないときは抱きかかえてトイレの上へ強制移動。

そしてがんばって出しているときに「うんち、うんち」って掛け声をかけた。

上手にできたら、あなたは世界一の天才くらいの勢いで褒めて、おやつをあげるようにした。

食いしん坊の六太ははすぐに覚えた。

 

小のとき

これがすごく大変だった。

まずおしっこの前の行動が全然分からない。これを理解するのにかなり時間がかかった。

でもあきらめずによく観察してみると、床のにおいを嗅いで同じところを行ったり来たりすることに気づいた。

気のせいかな?と迷っているとおしっこはすぐに出てしまう。

だから怪しいと思ったら、抱きかかえてトイレシートの上へ連れて行って、

「しーしー」と掛け声をかける。この掛け声は家族で統一してね。

これも成功するとおやつをあげるようにした。

 

でも子犬はトイレの間隔が近いから、目を離すとすぐに違う場所でしてしまう。

トレーニングできる機会が多くてすばらしいことだ、と前向きにとらえることにした。

ポイントは失敗しても絶対に叱らないこと。

失敗した場合は無言でさっと片付けてしまおう。

叱るとトイレをしたことをおこられたと勘違いして、隠れておしっこをするようになってしまうらしい。

それは絶対に困る。

 

目を見開いて観察してみると、においをかいで行ったり来たりする場所は、

ケージの周りか壁沿いが多いということに気がついた。

これで見ているときの成功率はかなり上がった(トイレシートにひょいと連れて行くから、笑)。

でも見ていないと失敗してしまうから、全体の成功率は五割いくかいかないかというところ。

困ったなあー、これだとフリーにするのはまだ先だなあー。

この時点で家にやってきて一か月が経過していた。

 

更によく観察してみると、おしっこを失敗する場所は決まっているように感じた。

場所こそ一定ではないけれど、失敗する場所は必ずケージの周り。

前だったり、横だったり。

部屋の真ん中やリビングで出してしまうことは一度もない。

 

そこでひらめいた。

トイレをもう一個用意して、ケージの横にも置いてみよう!

この読みが大当たりして、そこから成功率が劇的に上がったチョキ

それから二週間くらいで、家に誰かいるときは完全にフリーにできるようになった。

 

だからこの記事を見た人でトイレトレーニングに悩んでいる人がいたら、

ケージの外にもトイレを置いてあげて。

もしかしたらうまくいくもしれないよ。

 

 

参考に我が家のトイプードルちゃんのトイレ

 


 

築10年以上で年季が入っている部屋だからかなり加工してある、笑

そのままだと見苦しくてお見せできない・・・

タオルが巻いてあるのは、ジョイント部分をかじってしまういたずらっ子だから。

 

 

ケージの中のトイレを使わないかといったらそういうわけでもなく、

外と中を7対3くらいの割合で使っているよ。

 

生後半年くらいまでは2時間おきくらいに「しーしー」行こうと声をかけてた。

だんだんトイレの間隔が長くなってくるから、2時間ごとにトイレに連れていくと

失敗することはあんまりなくなってきた。

 

今現在(生後10か月)は声をかけるのは、起きたとき、仕事から帰ってきたとき、寝る前くらい。

この時間帯はおしっこがたまっているから(トイレをかなり我慢できるようになってきた)、

なるべく失敗してほしくないから。

トイレの成功率は9割くらい。

失敗するのはしゃがむのが前すぎてちょっとはみ出してしまうとき。

まあ私の中ではこれは失敗のうちに入らないかな、笑

 

 

トイレトレーニングのコツ まとめ

 

・犬をよく観察して、うんち、おしっこの前の行動を飼い主が理解できるようになること。

・素振りを見せたら、すぐにトイレの上へ連れていく。

・うまくできたときは、いっぱいほめてあげて。

・家族で決まった掛け声(コマンドという)を決める。

失敗しても絶対に叱らない。

トイレはケージの外にも用意する(かなり重要)。

・トイレがうまくいくようになっても、しばらくはタイミングを見て、トイレへ誘ってあげて。

 

 

トイレトレーニングができるようになると生活が一気に変わるよピンクハート

 

 

 

▼こういうジョイントマットを敷いておくと失敗しても気持ちがすごく楽

 失敗するのが当たり前だから、ぎゃー!とならない工夫を。

 

 

 

▼写真のゲージはこちらの色違いのグリーン

 掃除がしやすくてかなりおすすめ。