今日は、次男犬カナちゃんのことを書こうと思います。
カナちゃんの正式な名前は、カナ太です。
でも、どうしても、カナちゃんと呼んでしまいます。
何故かと言うと、カナちゃんは、人間でいうところの、少し知的障がいがあるような子で、意志疎通がなかなか出来ず、なんとなく、カナ太と呼ぶと命令口調になってしまい威圧的かな~とわたしが勝手に思い、自然とカナちゃんと呼ぶようになったのです。
カナちゃんとは、長男犬プン太が2歳の時に出逢いました。
その当時住んでいた場所の近くの代々木のペットショップにカナちゃんは居ました。
ペットショップには、プン太のご飯を買いに行っただけだったのですが、そこで仔犬とは思えないほどデカいカナちゃんを発見してしまったのです。
店員さんいわく、昨日まで一緒に生まれたお姉さんと一緒だったのですが、お姉さんには家族が見つかり、カナちゃんは昨日から独りぼっちになってしまった。
仔犬だけれど、体が生まれつき大きいのだ、とのことでした。
プン太を一人でお留守番しさせるのが可愛そうだし、ワンと一緒に暮らすのに慣れて来たころでして、そろそろプンの相棒を、と思っていた時の出逢いでした。
プンが一度も鳴いたことの無いおとなしい子だったので、ヤンチャじゃない子というのが唯一の条件でした。
カナちゃんは、ケージから出してもらった途端、わたしの足元に隠れました。
まるで成犬みたいな大きな体は、全然隠れていなかったけれど。
その姿に運命を感じて、翌日には、家族として迎え入れることを決めました。
でも、プンとカナちゃんの初対面の日、二人とも同時に吐きました。
その様子を見て、とんでもないことをしてしまった!と思いましたよ。
心から。
だけど、次の日には、カナちゃん、すっかり、プンのことが好きになったみたいでした。
プンは、自分のことを人間だと思っているワンでしたので、カナちゃんがなついて来るのも、どこ吹く風といった感じでしたが。
カナちゃんが、少しゆっくりな所があるのに気付くのには、1ヶ月くらいかかりましたね。
わたしは、お手を「握手」と教えるのですが、カナちゃん、前足ではなく、後ろ足を上げるんです。
どうしてかは分かりません。
でも、その姿の可愛かったこと。
それから、徹底して一つのおもちゃでしか遊びませんでした。
赤い、凸凹のついたボールです。
それを投げると俊敏に追いかけて自分のものにしてしまうのです。
わたしは、それを「カナちゃんボール」と呼んでいました。
カナちゃんが俊敏に動くのはその時だけです。
あとは、じーっとして、ごくたまにプンの顔を舐めに行くくらいでした。
散歩に連れ出しても、一歩も動きませんでした。
心配に思ったこともありましたが、食欲だけは凄まじく存在していたので、その点、安心でした。
健康でしたし。
でも、元々が大きく、動かないで食欲旺盛なので、更にデカくなりました。
プン2キロ、三男犬ナイト2キロ未満だったところ、カナちゃん、4キロ軽く超えました。
チワワの4キロ、なかなかです。
カナちゃんが、幸せだったのかどうか、わたしには分かりません。
でも、わたしには、カナちゃんを愛したという自負があります。
カナちゃんは、ある日、わたしが起きると、リビングで亡くなっていました。
15歳でした。
長生きしてくれましたね。
もっと長生きして欲しかったけれど。
独りぼっちで逝かせてごめんね。
天国でたくさん食べてるかな?
プンと再会出来てるよね。
たくさん、プンの顔を舐めてね。
本当にありがとう、カナちゃん。
今でも大好きよ。

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