昨晩、午後7時より学校から車で約10分くらいのところにある中山野球場で硬式野球部の紅白戦が開かれました。
夏の大会前に毎年野球部は倉敷マスカット球場を借りて近隣の学校とナイターで練習試合を行っていますが、今年は運悪く天候不良のため流れていたため急遽行われたのが昨日の紅白戦でした。
私はそこに部活が終わるとすぐに応援にかけつけたのです。スタンドに上がると生徒、保護者、先生方もかなり来ています。
わが倉敷鷲羽高校の硬式野球部は部員が約50名弱で秋の大会は県大会出場のベスト16入り。
3年生は18名で、この日の試合は夏の予選ではベンチにも入れない選手たちも主役なのです。
マネージャー同士が始球式で対戦して幕開け。
普段の守備位置ではないところを守ったり、"素人"ピッチャーもマウンドに上がります。先生がボールボーイを務めたりする中で和やかにゲームは進みます。
実は、私の担任するクラスには12名もの野球部員がいて、みんながクラスのムードメーカーとなっています。体育を専攻している部員たちには、体育理論という授業の中で一生懸命に仲間ともに勝利を目指すことの大切さを説いています。
試合が進みおそらく5回あたりに差し掛かった頃でしょうか。
突然、応援スタンドにいた私のところに2年間担任するキャプテンがやって来て思わぬことを言いました。
「先生、代打をお願いします!!」
「え!?」
何と私が急遽代打として召集されました。
自信などありませんが、こうなったら場内を盛り上げるしかありません。
ああ、こんなことならマスクを持って来るんだった!!
私はヘルメットを被り大きな拍手をもらいながらバッターボックスに向かいました。
とりあえず、バッターボックス前で腕立て伏せのパフォーマンスで笑わせた後に構えました。
こうなったら打ちたい。
打ちたい。
応援スタンドを陣取った1年生たちからは「OPG! OPG!OPG!」と声援が起こります。
しかし、結果は詳しいセカンドゴロ。
余裕のアウトになってしまいましたが、私はファーストへのダイビングヘッドスライディングで観客を沸かして役目を終えました。
服はグラウンドの黒土で真っ黒。
ちょっぴり悔しかったものの、ベンチ前でクラスの選手たちと握手を交わして私は最高の気分でした。
8時半にゲームは終わり、選手たちが整列して、観衆から大きな拍手が沸き起こりました。
夏の予選の抽選会が先日終わり、7月15日(日)の開会式の直後に第二シードの岡山東商業との対戦が決まった彼ら。
練習試合では相手エース投手にまさかの完全試合を喫しています。
普通に考えれば厳しい勝負は見えています。
しかし、諦めていい勝負などどこにもないし、彼らの闘魂もメラメラと燃えています。
私は当日は応援にかけつけるつもりです。




