岩田くんと充希ちゃんが主演の「植物図鑑」。
見たい見たいと思っていたけど
今になってやっと見れました。
CMだけで勝手に、岩田くんが実は植物で、
時期が来たら充希ちゃんの前から姿を消しちゃう!
っていう設定だと思っていました...(違いました)
ながれ。
さやか(高畑充希)は「自分が人生うまくいってない方の人間」に分類されると思っている。
ある雪の降る夜、家に帰る途中で、
倒れている樹(岩田剛典)に声をかけると、
「拾ってくれませんか」と唐突なお願い。
そこからふたりの同居生活がスタート。
植物に詳しい樹。
ふたりで土手や河原に行き、植物を採って料理したり、植物の写真を撮る。
久しぶりに人の温かさにふれたさやかと、
人の純粋な心にふれた樹が、
共同作業を経てお互いに気持ちを深めあうというもの。
しかし、もともと半年という期限付きの同居生活。不安を片隅に抱きながらも、幸せな毎日に浸っていた矢先、いつきが突然家からいなくなってしまう。
さやかの生活は、以前のように戻ってしまった。
しかし、樹のことが忘れられないまま、樹が去って一年が経つころ。
樹から植物図鑑が届く。それは、樹がかつて自分と過ごした時間で撮ったものだった。
調べると、樹は有名な華道家の息子であり、
この植物図鑑は樹が撮った写真を本としたものだった。
以上。
少女漫画的な展開に、
むぐっ(照)とするところもあります。
でも半年間ともに過ごす日常が、
素朴でありながらも充ち満ちていて、
すごく幸せな気持ちになれる映画でした。
いっぱいのちいさな発見。
共同作業。
笑顔。
これがその素朴な日常を満たすもの
だと思いました。
とても憧れる「幸せ」ですね。