2000年代、中国人留学生と話をしているときに、人種とは何かという話になりました。
彼曰く、
アジア人は中国人だろうとタイ人だろうと日本人だろうと育った国のOSでその国の人。
Windows PCにLinux入れたら、Linux。
LinuxサーバにWindows入れたらWindows。
しかし、白人はどんなOSを入れようともMac。
なんとなく分かる気がします。
ブラジル移民の日系人の留学生を先輩が
「彼女は本当に日本人かな?インディオの系統ではない?顔は日本人ににてるけど日本人にしては迷信的ではなく合理的で、日本人らしさがイチミリもない」
三世の彼女に日本語が喋れることもなく、ブラジルのエリート社会でエリート教育を受け、論理的で物事に動じない西洋人ふうな人格に育っている。
ゲノムではなくて、OSなんだな。
私は日本に居ながら、脱アニミズムOSを目指しているわけで、それってWindowsにVMwareやcgwinなどのエミュレータをインストールして、Linuxのフリしている似非Linuxに過ぎない。
Windows PCをLinuxにする時、クリーンインストールが基本ですよね。
私もアニミズムOSをクリーンインストールする必要があるのかもしれません。
しかし、Windows PCが我々ならば、LinuxになれてもMacにはなれない。
このゲノムの限界が実際にあるものなのかというのも興味深いところです。