こんにちは、求道者の天啓聖母です。
お金の為に労働する社会を無くしたい、日々の一歩一歩の歩みを綴ります。
さて突然の話題ですが、聖母さんはEBM(evidence-based medicine)は義務教育で教えるべきだと思っています。
なぜならは、これは医療に限らずいずれの科学的証拠に基づく分野にも応用可能だからです。
そうすれば、どこぞの町長のような除菌板(笑)をドヤ顔で首からぶら下げて税金を3000万円投入したりなんかする情弱トンデモ科学が減るでしょう。
税金ですからね・・該当の町民はリコール運動してもいいですね。
これを治療に関して簡単にまとめると、
Ocford centreのMarch 2009の治療におけるEBMレベルはサブカテゴリも含めると、1a-c,2a-c,3ab,4,5の計10個に分かれています。
しかし、これをいきなり理解するのは分かりにくいので、5つのレベルに大別しました。
レベル1:ランダム化比較試験のメタ解析
RCT:Randomized Controlled Trial、つまりランダム化比較試験とは、PCで乱数を発生させて治療薬群とプラセボ群(薬でなくて生理食塩水とか偽薬)に分けて、処方する医者も投薬される患者も自分の薬が本物かどうか知らない状態でやる前向き試験。
ランダム(無作為)にすることで、治験薬が有効であると思ってしまう心理的効果を除外する。
メタ解析:複数の試験の結果を統合し解析すること。RCTのメタ解析なら、複数のRCTを統合して解析したもの。
レベル2:コホート研究(前向き試験)
治療薬の投与群と非投与群を一定期間観察し、治癒したかとかの結果を投与群と非投与群で解析する。
レベル3:症例対照研究(後ろ向き研究)
ケースコントロールスタディ。ある疾患が発症してしまっているところから遡って、ある特定の治療薬を投薬されていた群とされていなかった群を解析する。数年とか遡る場合、覚えていないことも多い。
レベル4:症例報告
「ある疾患に何かを投与した一例」とかの論文。
レベル5:専門家個人の意見
ググってもTV見てもいろんな専門家(自称)も含めているけれど、彼らの意見。
さらに、普段使いのEBMレベルとして良さげな改変をすると、
最高位:標準治療や学会ガイドライン
メタ解析やRCTを踏まえて検討した結果、決定される。
レベル6(欄外):動物実験などの基礎実験、ご近所さんの意見
実験動物やシャーレ内で有効でも、人間にも有効とは限らない。
ご近所さんや兄弟は、優しい気持ちで治療薬などを勧めてはくれるけど、専門的知識はゼロである。さらに、聖母さんの意見もここに入る。
※個人の感想です
さて、次は実践について書きますね。
天啓 聖母