一卵性の我が双子。

 

産まれた時からそっくりな2人ですが、

 

親の立場からしたらその違いは明白なもの。

 

 

 

と思っていたのですが、

 

 

 

今だにふいに間違う時があります。

 

 

 

周りの人達から「そっくりすぎる!」

 

と言われていますが、

 

 妻も僕もその顔の違いはわかります。

 

 

 

その特徴は見開いた眼です。

 

互いに違いがあります。

 

 

 

ですが、2人並んで寝ている時の表情は

 

親の私達でも見分けがつかないほどそっくりです。

 

 

 

 

生後1ヶ月までは入院していた双子が

 

家で本格的に育児をスタートしてから早4ヶ月。

 

双子にも色々と変化が表れています。

 

 

 

最初はミルクだけで泣き止んでいた双子ですが、

 

生後4ヶ月の現在、ミルクだけでは泣き止まず、

 

寝てる時以外は泣いていることが多くなりました。

 

 

抱っこしている時はいいですが、

 

ベッドに寝かせるとまた泣き出してしまう。

 

抱っこをしていると落ち着くのですが、

 

落ち着いたと思ってベッドに寝かすと

 

着地した瞬間にまた泣き出します。

 

妻いわく、単純なお腹空いた欲だけだったのが、

 

かまってほしい感情が芽生えてきた、

 

つまりは成長したということだそうです。

 

 

これまで以上に手のかかることが増えてきましたが、

 

ものすごいスピードで成長している我が子達を嬉しく思うのも本音です。

双子育児は単純に2倍じゃなく、

 

正直しんどい面が多々ありますが、

 

それでも双子だからこそ面白い瞬間はあります。

 

 

どの赤ちゃんでもそうだと思いますが、

 

2ヶ月が過ぎた頃から、

 

音や目に見えるものに反応して笑うことが増えます。

 

 

双子の場合は同時にあやすことが多いので

 

こちらが話しかけたり、いないないばー的なことをすると、

 

二人同時に笑い声をあげます。

 

この瞬間がメチャクチャ可愛い!

 

 

もっと笑かしたろとこっちも全力でやります。

 

その分、泣き声も倍以上ですが、

 

二人同時に笑う顔を見ていると癒やされるのも倍以上かもしれません。

昨年9月、予定日よりも約1ヶ月早く双子が産まれました。

 

直前まで心配していたのは、双子ゆえにやはり体重の問題でした。

 

破水したという報せが私の元に届いたのは午前4時頃でした。

 

直接私のケータイに入院している妻から連絡がありました。

 

「破水した、今から1時間後に手術がはじまる」

 

意外と落ち着いている声に私は安心し、妻の体調を確認し終えたら急いで病院に向かいました。

 

 病院到着後、まだ真っ暗な待合いスペースで時計ばかりを気にしてました。

 

 

 

そして1時間が過ぎた頃、

 

 搬送用のエレベーターが開き、双子が運ばれてきました。

 

運ばれてきた時点ですでに、移動式の呼吸器カプセルに入っていました。

 

運んできたお医者さんの話では、体重が双方とも約2000g。

 

低体重のためそのままGCUに移動するとのことでした。

 

そのため、父親である私はその場で双子に触れることはできませんでした。

 

 ただその時点では、体重以外に問題は無いとうことを聞きひとまず安心しました。

 

 

そのカプセル内に入っている双子を見た時に、

 

それまで味わったことのない感情が込み上げてきたのを覚えています。

 

一つのカプセル内のベッドに猫鍋のようにくるまっている双子を見た時、おもわず笑ってしまいました。

 

そして感動の対面に浸る余韻もないまま、

 

双子はすぐにGCUに運ばれていきました。

 

双子が運ばれていった後、妻が同じエレベーターから運ばれてきました。

 

深刻な容態になることもなく、無事出産したとのことでしたが、

 

運ばれてきた妻を見た時に、とても無事な状態とは思えませんでした。

 

 

例えるなら、雪山を登山しているような、極寒の中に身を晒しているような、

 

人間があそこまで体を震わせている姿を私は見たことがありませんでした。

 

帝王切開ゆえの麻酔の影響や、今までお腹の中にあった水分が一気に放出されたことにより、

 

体温が以上に低下したらしく、声も体も激しく震えていました。

 

 

私はその妻の姿を見た時に、

 

自分には決して経験することのできない過酷な状況で本当にがんばってきたのだということを痛感し、

 

胸が張り裂けそうな想いの中

 

「よくがんばったな」という言葉を絞り出すので精一杯でした。

 

 

 

あれから約4ヶ月、成長した双子は 今日4ヶ月検診を受診しました。

 

 双子の成長はどうなったかと言いますと、

 

お医者さんが驚くぐらい、大きくなりました!

 

現在は2人とも約7kg

 

連日ミルクをガブガブ飲む双子を見てたら納得です(笑)

 

むしろ最近では妻がその飲みっぷりに「飲ませすぎかな・・・」

 

 とちょっと不安に思うぐらいです。

 

でもお医者さんは「かなりの勢いで大きくなっていますが、

 

大きくなる分にはなんの問題もないですよ、お母さんがんばりましたね」と言ってくださいました。

 

 

 

最初は小さな小さな双子で私達も不安になりましたが、

 

 モッチリ、ふっくらと成長している双子を見ると、

 

 本当に良かったと実感しています。

 

 

双子の赤ちゃんの特徴は各家庭によって違うと思います。

 

ウチの双子は「ふにゃふにゃ」と同時にぐずっていることは多々ありますが、

 

耳を突き破るぐらいの雄叫びをあげるときは片方だけの場合が多いです。

 

なにか双子間で「次お前の番な」みたいなやり取りをしているのでしょうか。