昔、夫が肺がんになったことを書きましたが・・

何と今度は心筋梗塞になりましたガーン

 

今年になり、4月頃に私には話してないが娘に、「胸が痛い」と話していたそうです。娘も看護師ですので、古い知識を持つ私よりも、新しい知識を持つ娘に話した方がいいのかな?医学・医療は日進月歩ですものね。

 

心筋梗塞・前兆症状と夫が受けた治療の事を書きますね。

 

 

  心筋梗塞

心筋梗塞とは、心臓の筋肉細胞に酸素や栄養を運ぶ血管(冠動脈)が狭くなったり、

詰まった状態になった状態で酸素や栄養が行かなくなると心臓細胞が壊死を起こした

状態です。

心臓の細胞が壊死すると、心臓は機能を停止し、死亡のリスクが40%以上に高まります。

 

 

 原因
 

狭心症や動脈硬化、高血圧、糖尿病、喫煙、ストレスなどが原因として考えられます。

 

  症状

〇典型的な症状

 ・突然な胸や背中の痛み

 ・冷や汗

 ・吐き気

 ・息苦しさ

 ・意識喪失

〇そのほかの症状

 ・頭痛

 ・首や肩の痛み

 ・肩コリ

これは、一部の症状です。糖尿病や高血圧、動脈硬化などがある人は、症状が軽い人も早めに受診することをお勧めします。

 

 

  診察と検査

1,問診:どんな症状があるか?既往歴今まで罹った病気。例えば高血圧、狭心症や糖尿病などの病気になった、または治療中ではないか?

2,心電図検査:心臓の動きを観ます。

3,血液検査:心筋梗塞のマーカー(トロポニン、CPK)などの測定します。

4,心臓カテーテル:カテーテルを使って冠動脈の状態詰まっているかや動きを調べる検査です。

 

 

  治療

1、再灌流療法:閉塞した冠動脈を再開通する治療する方法です。心臓カテーテルにて詰まった血管を広げる手術です。広げた血管をステントを挿入し広げた状態を保ちます。

2,血栓溶解療法:血栓を溶かす薬液を使用して詰まった血管を再開通させる治療です。

3,冠動脈バイパス術:冠動脈が広い範囲で詰まった場合に、他の血管を使って血液を迂回させる手術です。

 

薬物療法

1,抗血小板薬:血小板は、出血の時に血液を凝集し、血栓作りますそれを抑制します

2,抗凝固薬:血液の凝固を防ぎ、血栓作ることを防ぎます。

3,血栓溶解薬:すでにある血栓を溶かすための薬です。

4,硝酸薬:血管を拡張し、心臓への血流をよくする。

例ニトログリセリンは有名ですね。

5,β遮断薬:心拍数を減らし心臓の負担を減らします。

6,カルシウム拮抗薬:血管を拡張させ血圧を下げます。

 

血液を固めない薬・固まった血液(血栓)を溶かす薬(血液をサラサラにする)、血圧を下げる薬(血管に負担をかけない)などのくすりが色々あるようです。

 

 

  心筋梗塞の予防

食事を見直そう!

1,塩分:特に塩分は6g/1日以下労働省も推奨

2,動物性脂肪が多い肉や乳製品を控え、魚や植物性脂肪を摂るようにする。

3,糖分:多いご飯やパン、おかしなどの炭水化物を控えめにする。 

4,野菜やキノコ類:野菜やキノコは、ビタミンや植物繊維を多く含み体に良い成分      を含みます。(便秘などの改善などに良いです)

5,適度に水分を取る。        

 

適度の運動

毎日の散歩やジョギングなどの有酸素運動をするといいとも言われています。

・ウォーキング:毎日30分位で良いようです。

・ジョギング:無理しないで、週3~4回塗らいで良いようです。

・水泳:水中では足や腰への負担が軽くなるとされています。

 

 

 

 

 

  

運動は無理をせず、体調に合わせて自分のペースでしましょうね

 

 

禁煙

喫煙は心筋梗塞のリスクが高いため、禁煙した方が良いようです。

   タバコの使用は血管を収縮させ、その結果血圧が上昇します。

 

定期的な健康診断

病院のドックや市町村の軽費で受けられる検診もあるようです。

 

 

  夫の場合

 

数日前から「胸が痛い」と言っていました。前回肺がんもしているので、再発か?と思っていましたが、割りと普通に過ごしていましたので、様子を見ていました。

 

その日は、突然来ました!朝庭いじりをした後に「胸が痛い!」息切れ冷や汗をかいていました。すぐに近くの病院へ行きましたがDrから「心筋梗塞です、この病院では対処できませんので、救急車で病院に転送します」との事。血の気が引くのを覚えました。

 

総合病院に搬送されたご主人は、やはり心筋梗塞で、大きな血管3本のうち1本が詰まっているとのことです。ただちに心臓カテーテル治療を行うそうです。心臓カテーテルで血管を広げ、ステントを挿入し入院しました。2日安静にして、一般病棟に移動、薬物治療とリハビリテーションを受けて、約1週間入院しました。

 

退院後は、激しい運動は辞めて食事も注意しました。

半年たった今は、「すぐ息切れする」とか言いながら、庭いじりや散歩をしています。病院の通院も3か月に1回程度です。

 

  まとめ

心筋梗塞は死亡率が高い病気ですが、前兆となる症状が存在し、早期に医療機関を受診することで生存率を向上させることが可能です。

 

普段から、生活に注意をして息切れ、胸が痛い、冷や汗が出る、肩が痛い、ふらつくなどの症状が出たらすぐに病院を受診してください!!

 

 

早期発見と早期治療を心掛けましょう!