【本】終わりなき日常を生きろ／宮台真司

終わりなき日常を生きろ―オウム完全克服マニュアル/宮台 真司

￥1,365

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社会学者で首都大学東京の教授でもある宮台真司さんの有名な著書です。


宮台さんの本を読むのは初めてだったのですが、最初の印象は「ナルホド」でした。
前々からネットの動画などで拝見するたびに「この人サブカルっぽいな」とは思っていたんです。
で、何が「ナルホド」なのかというと、内容も勿論そうなのですが、文章・文脈から滲み出てくるサブカル臭。やはりそうだったかと思いました。


全体的にはサブカルに精通された方によくみられる、奇をてらったような書き方になっています。
しかし内容はなかなか賛同できる部分もあり、特に宗教論はその辺の宗教学者よりよっぽど的を射ていたので、そこは凄く勉強になりました。


まあでも、読者を選ぶ文章であることには違いありません。


星３つ。
★★★☆☆

【本】スターバックスに学べ！／ジョン・ムーア(著) 花塚恵(訳)

マジマネSPECIAL スターバックスに学べ/ジョン・ムーア

￥1,575

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著者は元スターバックスのマーケティング担当の人です。

特徴として、成功のノウハウを「マーケティング」「サービス」「人材育成」の３つにカテゴライズして説いています。

中でも、元マーケティング担当者なだけあって、マーケティングの項はなかなか面白い内容になっていました。
ブランドの作り方やマーケティングの意義、販売戦略、ロケーションの重要性など割と具体的なプロジェクトの話が多く、また同時に理念も示してあるので読み甲斐はあると思います。


一つ難を挙げるなら、翻訳です。あまり日本語的ではない回りくどい言い方になっているので、読みづらさを感じました。
ですから、もう少し噛み砕いた訳の方が間口も広りますし、より伝わりやすいかと思いました。


星３つ。
★★★☆☆

【本】リンダリンダラバーソール／大槻ケンヂ

リンダリンダラバーソール―いかす!バンドブーム天国 (ダ・ヴィンチ・ブックス)/大槻 ケンヂ

￥1,260

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筋肉少女帯のボーカル大槻ケンヂさんが、当時のバンドブームを語る自伝的な本です。


とりあえず過去の作品のいずれもそうなんですが、青くささの表現が上手だなと思います。
若さならではの葛藤や慢心、恋愛の様子が等身大で書かれています。


一つ難を挙げるなら、表現にちょっとクセがあるところです。
若干サブカルチックな表現なので少し読者を選ぶかもしれません。
が、それこそがこの人の持ち味なのかなとも思います。

星３つ半。
★★★☆☆