ベスタはかまどの火が消えないように
ただひたすらその炎を
見守り続けた女神です。
四大小惑星の一つであるベスタが
私はアセンダントに乗っています。
日常的にこのベスタを自覚することがあるのですが
かまどならぬ、鍋を見守り続けたことがあります。
中学生の頃の話です。
母親が台所で煮物か何かを作って
火にかけて煮込んでいました。
庭掃除をするから
「お鍋を見てて」と頼まれました。
「見てて」と言われたら「見る」のがベスタ。
見続けましたよ。
庭掃除を終えて戻った母親に
「吹きこぼれてるじゃないの!」と驚かれました。
そうです、吹きこぼれていたのですが
「見てて」と言われたので
吹きこぼれる鍋を見ていたのです。
母親は怒ることなく驚いていました。
そりゃそうです。
ベスタは吹きこぼれる鍋も見守り続けるのです。