母親から父親への家書 | 神産巣日神(かみむすびのかみ)のブログ

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古来、日本では、「愛」と云う字を使わないで、「産巣日(むすび)」と言いました。「むすび」と云う言葉は、「愛」と云う言葉よりも非常に深遠な意味を含んでいるのです。ときに、神産巣日神は「造化の三神」の内の一柱の神であり、獨神(ひとりがみ)で御座います。唯々感謝。

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 さて、去る 一昨々年さきおととしの6月28日(日)の「母からの手紙」のブログの中段に、

「(前略)去る 一昨年おととしの3月6日(火)の『母親の転帰』のブログに記させて頂きましたように、母親は 亡くなりました。なお、唐代の代表的詩人である杜甫とほの代表作『春望』の一節に、『家書かしょ万金ばんきんたる』と あります。まさしく 上記の手紙は この詩に相応ふさわしいと思われました。すなわち、『万金ばんきんたる』と感じられました。(後略)」と記させて頂きました。

 ときに、去る 5年前の3月6日(火)の「母親の転帰」のブログに記させて頂きましたように、母親が 亡くなりました。 また、去る 昨年の3月11日(金)の「父親の転帰」のブログに記させて頂きましたように、父親が 続いて 亡くなりました。

 ところで、整理をしていましたら、約32年前に 母親が 父親へ 書いたと思われる ノートが出てきました。

 すなわち、

「パパ ありがとうございます。

 目白で 15年 商売 わからなかったのを 良く 寒い、暑い所で 頑張りました。若かったから 出来たのです。今日まで  お金のことでは 心配する事なく 過ごさせてもらいました。貴方あなたは 苦しみましたが、小平に行き 一橋学園の駅のそばの店では 良く売れて 商売の おもしろさを教えてもらいました 15年でしたね。今の店では もう 8年 立(「」でありますね)ちます。建築金物 できるかしらと思いましたが、二人 ふたり で 頑張った おかげなんとか 建築金物店になりました。貴方あなたは やさしいかたで 思いあり(「思いり」であると思われます)のある人です。自分は 何 ひとつ (「買わ」が入ると思われます)なくても 私達わたしたちに して下さいました。心より 感謝しております。これからは 私も 変身へんしんいたしますので、のこる人生 仲良く からだを いたわりながら 過ごしてまいりましょう。(原文通り。但し、お読み頂き易いように 漢字にして 送り仮名がなった部分もあります)」以上であります。 ちな みに、文章を打ち込ませて頂きながら、誠に有り難いことに、なみだこぼれ続けました。

 

 (義務教育の方々かたがたに 美しい日本語を 正しい読みかたで 御覧頂こうと思いまして、当初から 振り仮名ふりがなを付けております)

 本日も、最後 まで  お読み頂き、誠にありがとうございます。唯々感謝。(^-^)