Them meant ELLEGARDEN at NANO-MUGEN FES 2008
ようやく彼らに会える
そう思っただけで鳥肌が立つほど、きっと待ちわびてたライブ、もといフェス
彼がELLEGARDENを好きなことは前から知っていた
私はしばらくの間、イマイチ日本の音楽J-POPやら何やらを聞く気になれなくて
この人たちもその類だろうと思い込んで、見向きもしなかった
が、その思い込みは、ふらりと立ち寄ったピンクと黒のロゴのCDショップで
たまたま間違って再生してしまった彼らのアルバム『ELEVEN FIRE CRACKERS』を耳にして、
それはそれは簡単に覆されてしまった
「本当に日本のバンドなの?」
いつも聞いている洋楽のバンドと、近い音を感じた
何が近いのか、はっきりとは解らないけれど、確かに感じる重低音がそうだったのかもしれない
ライブには行けた例がなかったけれど、どんどんと彼らの音楽に吸い込まれていった
朝はゆっくりと静かに確かに、電車の中で気持ちを奮立たせてくれて
彼が忙しくて見向きもしてくれなかった日々は気が済むまで飛び跳ねて歌いまくり
落ち込んだ時は歌と一緒にどうしようもない気持ちを共有しながら、結局次の日はやってきて
いつの間にか生活にすっかりと入り込んで来てしまっていた
鷲掴みにされる音には
ちょっと情けない傷心を抱えた彼(たぶん彼女ではないな)の
吹っ切りたいけど吹っ切れないとも取れえ得る
強がりと寂しさと虚無が混ぜこぜの
どうしょうもない心境が綴られていて
そうだよね、とくすりと笑ってしまうほど
リアルで近くに感じれるから
どこかで自分も感じたことのある何か苦いものを
くすりと微笑むのと一緒に
思い出させて、燻らせる、くすぐったいけれど少し黒い感情と併せて
対バンライブのチケットは取れなかったので
無理やりフェスへ参加(彼はELLEGARDENを私に聞かせた当事者の為、問答無用で道連れ)
hellogoodbyeのアクトからアリーナブロックで待ち構える
待ちくたびれて立ちくたびれて、座りたい願望が頭をもたげて来たけれど
一曲目が始まったとたんに
粉々に吹っ飛んでしまったよ
飛び跳ねて、手を振って、歌って叫んで、押し寄せてはぶつかりまくって
誰かのペットボトルと水があちこちで乱舞して
ほんの一瞬で、沢山の音と光と光景と、押し寄せる感情とが五感全部を開放させた
いい年なのは分かってるけどね
「真っ白になる」
そんな表現がしっくり来る程エネルギーを使い果たした
ラスト2曲
Make A Wishとジターバグが
また演奏を聞かせて欲しいと、困難が待ち構えているのだろうけれど
また帰ってきて欲しいと、願わせ
曲自身に彼らを照らし合わせているような気がしてならなかった
NANO-MUGEN FES 2008