ハートフルな頑張り屋さんの話 | 夢想ゴン太のイマジンブログ

夢想ゴン太のイマジンブログ

日々思う事などを
夜の恋人右手で
カキます

何年か前の話
僕が
学生用の
ワンルーム
マンションに
住んでいた時の話
なんですけど…

ある日、
もともと
騒音が気になる
タイプの僕は
ウルサイ時は
スグに注意に
行ってました…

そんな
僕がいつものように
布団で寝てたンです…



何時間経った頃か
わかりませんが…



ドッ!ズーーーン!!!


ドッズーーン!!!!


ドッ ズーーン!!!!!


と地震のように
響き渡る音で
僕は
イライラしながら
目をさましました!


時計を見ると
深夜2時過ぎ!!


さすがに
コレはヒドイと思い
僕は、
ブチ切れて
音の出所を
探すタメに
部屋から勢い良く
飛び出しました…



自分の部屋
504号室から
マンション共用部の
通路…

各部屋の
薄汚い
錆びた赤茶色の
ドアが並ぶ通路に
ぼんやりと
ともされた蛍光灯…



辺りは、
深夜2時
しんと静まり返って
五階の
マンションの明かり
以外
上から見下ろす
周りの雑木林には
深く暗い闇が
広がっていました。



少し、
奇妙な違和感は
感じましたが…


僕は、
さっきまでの騒音への
怒りで
その違和感に
気付きませんでした…


おかしいンです!!!


あれだけの
床が振動するような
騒音なら他の住人も
起きて来ても
不思議じゃ
無いンです…!!!


でも、
通路には
無言の赤茶色の
錆びたドアが
静まり返るだけで
誰一人出て来る
気配は無いンです…


その時!!


背筋を悪寒が
走るのと同時に
人が奥の方から
通路を
歩いて来ました…!!!


その人が
歩いて
僕に
近寄るたびに
通路の上の
蛍光灯が消え
通り終えたトコの
蛍光灯は明かりを
取り戻してました。


闇を引き連れた人に
僕は
心底怯えてました


が…!!


僕が怯えたのは、
その人の
不釣り合いさに
怯えたのです!!


およそ、
深夜の学生用
ワンルーム
マンションに
来るハズの無い
黄色い
交通安全用の
児童帽子と
黄色い
ランドセルカバーを
ランドセルに付けた
小学校低学年の
男の子だったのです!!

その
死んだ魚の目をした
生気の無い顔の
小学生の男の子は、
僕の横を
素通りして
通路奥から
何事も無いように
手摺り(テスリ)に
手を掛けて
そのまま身を
乗り出して
五階から
飛び降りました…!



ドッズーーン!!!!!


けたたましい
地響きを
ともなった音が
僕の耳を貫きました…


僕は、何が
起こっているのか
理解出来ずに
その場に
ヘナヘナと
腰から
崩れ落ちました。


-すると


さっき
小学生が来た方から
エレベーターが
動く音が聞こえ…


ヴィイイン…
という音で
エレベーターが
上がって来て、
また
あの男の子が
エレベーターから
降りて来て…


僕の横を
素通りして
同じ場所から
飛び降り

ドズーーン!!!!!

また、
エレベーターで
上がって来て
飛び降り


ドズーーン!!!!

何度でも
何度でも
何度でも
何度でも
腰を抜かした
僕の側で

ドズーーン!!!!
ドズーーン!!!!
ドズーーン!!!!
ドズーーン!!!!
ドズーーン!!!!


僕は
その時思いました…!


水泳大会の
飛び込みの練習を
人知れず
頑張る小学生に
心底感心しました



だけど…


これは、
夢だったンです…


だって、
その当時
住んでた
ワンルーム
マンションは
2階建てだったので…


余りの夢の
リアリティに
起きた時に
僕は寝汗が
ハンパ
じゃなかったですが…


この時に…

僕は、
自殺しても
全然楽に
なれる訳じゃなく
死の苦しみを
延々と繰り返す
生き地獄だと
思いました…


生きて無いけどね


そんな夢を
昔見ました♪



ユメ
ジャ
ナイヨ…