理想と現実
撮影日:2008.11.3
機材:Canon EOS 10D
EF35-350 F3.5-5.6 L USM
C-PLフィルター使用、三脚使用、マニュアル露光、JPEG撮影
理想が高いと言われる。
現実が付いて来ていないだけだ。
標高の高い山では冬を知らせる強い北風が木々を揺らし、葉を落とすことを急かしていた。
枝ばかりとなった木々の隙間から紅葉を望む事ができた。
天気は曇り、時折太陽が微かに顔を出す。
カメラの露出変化に気をつけながら撮影した。
巷で人々が言うように、今年は紅葉が長かった。
もちろん葉を散らすような台風が来なかったのも原因の1つ。
ただ、実際は木によって紅葉するタイミングにかなりの差があり長く見えたと言ってもいいと思う。
同じ所で数年写真を撮っているが、昨年の方が一気に紅葉し綺麗だったのは事実。
しかし、こうした年しか撮れない写真もある。
だからついつい通ってしまう。
タイトルとは全然無関係の無いような写真であるが、何となくそういったことを考えながら撮影したのでこのタイトルを付けた。