このところドイツ歌曲のレッスンが続いております。

 

ドイツ語の発音の事についてちょっとした気づきを書き留めておくことにしたいと思います。

 

 

日本語のカナでは全ての子音に母音が付いてきます。

その為本来は発音してはいけない母音を発音してしまう

日本語を母語とする人々すべてが気をつけなくてはいけない点だと思います。

 

例えば

Bruder ⇒ブルーダーと発音すると Bルーダー 本来入っていない

Uの母音が入ってしまいます。

その他の例

Freude⇒フロイデ Fロイデ 

Blume⇒ブルーメ Bルーメ

Klavier⇒クラヴィーア Kラヴィーア 

Stern⇒シュテルン SHUてRU

 

(下線は発音してはいけない母音)

実例の一部ですが、歌っていると随分とこのような発音がドイツ語は多い事に気が付かされます。

 

対策としてカナで発音を書かないという方法がありますが

ドイツ語を読み書き出来ない場合は容易ではありません。

もしカナをふる場合には Fロイデ等の様に書いておくのもよいのかもしれません。

 

また、子音で多くのエネルギーを使わない様、どの筋肉を使って発音しているのか

練習で検証しておくとよいかもしれませんね。

いずれもレッスンなどでよく確認されることをおすすめいたします。

 

もう一つ

口の多くの部分を使って子音を発音してしまうと喉が力みやすくなってしまいます。

多くの場合、中心に近い部分だけを使うことによって改善します。

 

 

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