昨日、学校の図書館で手に取った本。
前からタイトルが気になっていたので、ふと中身を読んでみました。
絵を描いた神田瑞季さんは、中学生の時に東日本大震災で被災しました。
瑞季さんが当時描いた絵を内田麟太郎さんが見て、詩を書き絵本にしたい、と思ってこの本が生まれたそうです。
瑞季さんの描く絵は、優しい中に明るさや希望が感じられました。
内田さんの詩は、そっと寄り添い、見守りながらも、その奥にある励ましと強い想いを感じました。
残念ながら、現在は入手不可なんですね…。
今この時に手に取ったご縁を感じます。
Kindleで読み放題になっていたのでダウンロードしましたが、手元に持っていたい本です。
大きな悲しみの前に、心が止まってしまって、泣くことさえ出来ない日々。
瑞季さんも、絵本の完成まで4年の月日が必要だったそうです。
私は遠く京都からテレビを見ているだけでしたが、流れる映像がとても辛くて…。
情けない話なのですが、今もあまり映像を見たくありません。
私でさえそうなのだから、ということさえ憚られるようで、私は震災についてはなかなか言葉にできずに今まで来ました。
何でもいいから、小さな一歩を踏み出そうと思います。
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