音楽教室に限らず、講師業をやっていると相性が合わない生徒さんの一人や二人は必ずいるものです。
私は、どちらかといえば無口な生徒さんが少々苦手です。
レッスン時はまだ良いのですが、レッスン後は会話もなく無言で終わってしまい、気まず～い空気
が流れることもたびたびあります。
しかし、それはその生徒さんがどうのこうのというのではなく、個々の性格ですのでどうしたらその生徒さんと信頼関係が結べるかを考える方が賢明です。
無口な生徒さんとの会話がどうやったら増えるか？
手っ取り早いのはその生徒さんと音楽以外の共通点を探すこと
共通点はどういう人とでも、必ずあるものです。
共通点が見つかれば、こっちがそれに精通していなくても相手に共感する。
生徒
「○○に興味があるんです。」
私
「○○ですか？ あれは良いものですよね？」
ここまでは初級です。
これではここで会話も終わりです。
生徒
「○○に興味があるんです。」
私
「○○ですか？あれは良いものですよね？でも私はあまり詳しくないので良かったら教えてくれませんか？」
中級
生徒
「○○に興味があるんです。」
私
「○○ですか？あれは良いものですよね？でも私はあまり詳しくないのでよかったら教えてくれませんか？ でも○○だったらこれも好きではないですか？」
と興味のあるものに類似したものの話題に変え、さらにそれに類似したものを次々に出し話題を膨らませていく。
上級
そうなると会話がとぎれません。
その上、自分の興味のあるものに共感されると人は共感した人に信頼感を持ちます。
で、最後に音楽の話になるよう話題を繋げていき（←ここまで到達するのは難しいですよ(^_^;) ）
「最近はピアノの方も頑張って上達してますよ！この調子で頑張りましょう。」
で締めくくりますと、その生徒さんとの距離もグンと縮まり生徒さん自身、レッスン意欲もさらに出てきます。
しかし、これはあくまでも無口な生徒さんへの会話を繋げる方法であって、普通の人やどちらかというと話し好きな人にこれをやったら最後、永遠に話が続いてえらい目にあいます（笑）
レッスン後、１時間位話が続いたこともあり、こういう生徒さんには「どうやったら話が切れるか！」というあらたな課題に今度は取り組もうかと思っています（笑）
ま、これは冗談ですが・・・・
次回は自分に敵対心を持っている人との信頼関係を結ぶ私なりの方法を書かせて頂きます。
これはレッスンの生徒さんとではありません。
敵対心を持っている生徒さんがいたら逆に恐いです（笑）
プレイヤー時代での話です。
