シャムシェイドの解散前にリリースされた商品は、おおよそ、その当時にコンプリートしてたと思ってたのだけど、、映像の類をゴッソリ紛失してることに今日気づきました。

当時はまだVHSとDVDが混在してた時代でね…
VHSはどこへやったのやら。
DVDは何度引越ししても手放さずに持ってきてたはずなのに、V8とV5しかなかった。絶対V7は持ってきてたと思ったのに〜。

そんなわけで、アマゾンにて大人買い。

ちなみに、実家から掘り出したものにV9のVHSがありました。未開封。もう再生する機械がないから見ることも出来ないね。

それから、再結成後のライブ映像で緑色のパッケージのものは買いそびれてるっぽい。いつでも買えるかと思ってたのだけど、追加生産しないのね。

武道館観たあとだから、テンションが上がってるのかな。
今回の、ファイナルロード・ラストサンクチュアリのライブの感想を書く前に、その日を迎えるまでの色々を書いておきたい気分です。



ライブ情報が解禁された時から、大阪は行けるけど東京は難しいと思ってました。

それでも、どうにか、行きたい!!
という気持ちだけでチケット申し込みました。
他の人に迷惑かけられないから、一人分だけ。
大阪と武道館。

チケットは無事当選。

ここまでは順調。



今年の春、故郷に地震があり、
私は実家を失いました。

文字通り、「失う」という体験。

なんの落ち度も無く生きてきた両親は、
なんの前触れも無く一夜で住む家を失いました。

故郷の風景は様変わりしました。

私も、育った家と、置いたままにしていたたくさんの思い出の品々を、失いました。

故郷へは地震後5日過ぎてやっと空路が復旧してからすぐに飛行機で行きました。

水も出ない、電気もまともに使えない、ガスも使えない
そんな状況下で
一週間、車中泊しながら
両親のために出来る限り奔走しました。

避難所にも行きました。
たくさんのお年寄りたちが、硬い廊下の床に、ダンボール敷いて寝ていました。寝ている頭のすぐそばを、泥だらけの靴が通り抜ける。そんな場所でも、屋根があるだけで有難いという状況。

臭いと埃と瓦礫と
昔からの知人やご近所さんの倒壊した家屋と
割れてボコボコの道と
横行する泥棒と
その全てがリアルで、
自分がそこに立っているという現実。

分かって貰えないとは思うけど、
自分の想像以上に受けたショックは大きくて
それにこれから先、
年老いた両親のこと、
土地のこと、住まいのこと、どうするべきか
不安で
5月くらいまでは毎日のように泣いてました。

今年はライブどころじゃないなと。
たとえ行ける状況が揃っても、
気持ちが付いていかない気がしてました。

あれから半年。

町の様子はあんまり変わりなく、
あちこち倒壊したまま手付かず。

私の両親は、地震後二週間で愛知の私の住まいに避難させて、その後うちからすぐのアパートで仮暮らししていたのですが、地元に帰ることが決まり、引越し準備をしています。
引越し先も仮住まいなのだけどね。

最近は、元気になってきたし、
私も安心できるようになりました。

なので、
やっぱり、武道館に行こうと。
後悔したくないから、行かねばと。


そんな思いが、個人的にはあったのでした。




東北の震災よりも被害の範囲が狭く、
二次被害もあまりなくて、
もうすっかり忘れ去られてしまいそうな
熊本地震。

ですが、
今もまだ、あの時から状況が変わらず
それでも声をあげることもできずに
ひっそりと、ギリギリのところで生きている人たちもいます。
いつだって、ワリを食うのは弱者です。

私はあの町に育てて貰った身なので
これからも、故郷のため両親のために
頑張って生きていかなきゃなと
思っております。

やっぱり、東京のライブは日帰りだとツライな。

アンコール中はずっと時計気にしてた。
ダブルアンコールの時はケータイでJRの最終をチェックしてた。
最後、メンバーがはけたタイミングでダッシュ。
タクシー捕まえて、東京駅ダッシュして、
間に合いました。



ライブの感想とは違うけど、
ライブ観ながら
ただの薄〜いファンな私と
事情に詳しいファンと
関係各位と
実際のミュージシャンとでは
同じライブでも各々の思いや見える景色は違うのかなぁ
とか、なんとなく思った。
ひとつになってないということじゃなくて
なんかこう、うまく言えないけど。


それはそれとして、
ライブはとても楽しかった。
感想は、あらためて書くつもり。

あ、グッズ。
結局色々買った。
ところで、赤いラグランは
今回の3公演だけだっけ?
買おうか迷ったのだけど、ラグランって絶対に似合わないからやめたのだけど、やっぱり気になる〜。