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インド タブラ CD■インドパーカッション音楽傑作『リドゥン』
『Rhydhun/Taufiq』(未開封新品。定価2625円)
ジャンベ、和太鼓、もちろんタブラ等、世界中のパーカッションを取り入れた新世代インド音楽!世界中で高く評価されているパワーのある作品!驚異の映像付き!(PCで観ることができます)
「Rhydhun」はインド古典の伝統を下敷きにしながらも新しい世界や音楽に踏み込んだトーフィクのマニフェストだ。
故・アララカやザキール達が世界最高峰のタブラの技を存分に見せる横で、彼はジェンベや和太鼓やビリンバウ、ドゥフなど世界中のパーカッション、タブラの口真似=ボール、さらにプログラミング・ビートまで用い、自分だけの「Rhydhun」を作り上げる。
その結果、トーフィクは亡き父や偉大な兄さえ持っていなかった音楽プロデューサーとしての総合的な視野を開花させた...と言っても過言ではない。
トーフィク・クレーシは、ラヴィ・シャンカールと長年ペアを組んでいたタブラ奏者故・ウスタード・アララカの三男として1963年にボンベイ(今のムンバイ)で生まれた。
幼少時から二人の兄同様に父親からタブラを学んでいたが、11歳の頃父親とジャズ・ドラマーのバディ・リッチが共演したレコードを聴き、タブラとは全く異なるドラムやパーカッションの存在を初めて知った。
さらに15歳の頃には兄ザキールがグレイトフル・デッドのドラマー、ミッキー・ハートと共演したグループDiga Rhythm Bandや、
同じくザキールとジャズ・ギタリストのジョン・マクラフリンやL・シャンカールとのグループ、シャクティを聴き、
次第にタブラやインド古典以外のパーカッションの可能性に惹かれていったようだ。
その後音楽大学でインド古典を学びながらも、ジェンベやボンゴやコンガ、ドゥフ(中東のタンバリン)、ティンバレスなど世界のパーカッションに触れ、ジャズやフュージョン、ロックにも強い影響を受けた。
その頃のお気に入りはオシビサやカルロス・サンタナとのこと。
卒業後は古典タブラ奏者としてスルタン・カーンやハリプラサード・チョウラシアの伴奏を務めたり、
「Rhydhun」にも参加しているボリウッドの人気プレイバック歌手シャンカール・マハデヴァンらフュージョン・バンドSuryaを結成しパーカッショニストとしても活動を始めた。
だが古典原理主義な批評家からは古典とパーカッションの間でさまようトーフィクは厳しい評価をされ続けたようだ。
その後父や兄や妻からの助言もあってタブラを止め、
パーカッションに専念することを決めてからは、ザキールやシャンカールらのソロ作品からボリウッド映画サントラ、様々なイベントの音楽プロデュースまで幅を広げ、リズム・プログラミングやパーカッショニスト、作曲家として頭角を現し始めることとなった。
最近のボリウッド映画サントラとしては「Asoka」、「Dil Chahta Hai」、本年最大のヒット映画「Devdas」にもパーカッショニストとして参加している。
そして00年、インド初のワールド・ミュージック専門レーベル、free spirit第一弾作品としてリリースされたのがこのファースト・ソロ・アルバム「Rhydhun~An Odyssey Of Rhythm」だ。
(国内盤。解説:サラーム海上)
試聴:
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『Rhydhun/Taufiq』