前回の読書録がなんと去年の９月なので、９カ月ぶりの更新です。

個人的な記録です。

「日輪の果て」ロバート・ゴダード

「ドミノin上海」恩田陸

「舟を編む」三浦しをん

「心理療法士ベリマンの孤独」カミラ・グレーベ＆オーサ・トレフ

「カラマーゾフの兄弟」ドストエフスキー

「千両花嫁」山本兼一

「満願」米澤穂信

「恋愛中毒」山本文緒

「ノースライト」横山秀夫

「女系家族」山崎豊子

「棺の女」リサ・ガードナー

「女王陛下のユリシーズ号」アリステア・マクリーン

私、同時読みするので現在進行形で読んでる本が１２冊あります。

一冊を集中して読めないタイプで、ちょこちょこっとつまみぐいをしながら読むタイプ。

ちょこっと注釈。

「日輪の果て」は、大好きなイギリスの作家ロバート・ゴダードのハリーシリーズ第二弾。ゴダードの作品は訳出されたのは全部持ってます。もう５巡目くらい読んでます。７年くらい前に最新刊が出て以来、ゴダードの訳出が止まってますが、どうなっちゃったんだろ…

「心理療法士～」はこれも昨今話題の北欧ミステリでした。作者名が北欧系なのでピンと来てもよかったのに。知らずに手に取りました。「ドラゴン・タトゥーの女」あたりから北欧ミステリ流行ってます。

「カラマーゾフの兄弟」は言わずと知れたドストエフスキー最後の未完の小説。私、ドストエフスキーが好きなので。主人公が異様に病んでるところ好き。カラマーゾフの主人公はあまり病んでないですが。

「満願」は昨今話題の作家さんですね。読んでて「或る「小倉日記」伝」あたりの松本清張の短編をほうふつとさせます。切れ味鋭い短編ミステリという感じです。

「恋愛中毒」は亡くなられてしまいましたが山本文緒を有名にした出世作。ミステリではないですが、主人公がなぜそうなったかを徐々に種明かししていく「ホワイダニッド」の醍醐味が味わえる小説。読むのはもう４，５回目です。一般的にミステリとして語られない「ホワイダニッド」小説といえば夏目漱石の「こころ」。こちらも先日読み直しましたが、やはりすごかったですね。基本的にホワイダニッドが好き。

「女系家族」。私、山崎豊子は初めて読みます。まだ読み始めですが、すでにドロドロしてて非常に好きかも。昭和感漂うドロドロが好きなんです。ただね、「白い巨塔」とか他の作品は長すぎるのよ…買うの躊躇してしまう…

個人的な読書の記録でした。

読書録2024/06/28