最悪な事件 1
前回↓の続きです。『不登校なりたてだったころ』私が不登校になりたての頃、 最初はちゃんと自宅で勉強してました。 なんとなく、罪悪感があったので。 ワークを買ってきて、1…ameblo.jp不登校になって、あっという間に中学1年生を終えようとしていた、ある日。担任の先生から、「終業式だから、 とりあえず学校に来てほしい」と連絡が。いやな気分のままなんとか制服を着て、親の車に乗り込む…。---------------学校に到着すると、玄関で担任が待っていた。「よく来たね、はいこれ、 配布物と、成績表。 成績は、つけられなくて 今は保留なんだけどね。 」もらっても嬉しくない、白紙の成績表。“1年間、自分が何もしてなかった証拠“のように思えて、心の中がドロドロした。そんな私に、担任は「最後なんだし、教室入ってみない?? 皆待ってるよ。」冗談じゃない。誰が待ってるというのか。私は、自分の意見をハッキリ言えず、我慢してしまうタイプだった。うーん…と、渋っていると担任は続けて言った。「○○さん(私の名前)が来れば、 全員揃うんだけどなぁ。 最後くらい皆で居たいなぁ」私には、無理です なんて言えなかった。「じゃあ、行きます。」泣きそうになりながら担任の背中を見つめ、教室まで続く階段を登った。次回に続きます!