認知症リスクを下げた生活へ | papakenの認知症予防ブログ

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現在59歳のアラカン男子。
スポーツ、音楽、読書、食など趣味や生活を通じて認知症の予防について考察するブログです。

papakenです。

ご訪問頂きありがとうございます。

 

我が家には認知症患者がいます。

年を重ねる毎に進行して行くため、家族はその老いぼれて行く姿を目の当たりにします。

少し前までは、遺伝的な要因が大きいとされていましたが、最近は「予防できる」とされ、その具体的な方法も書籍や動画などで詳しく解説されています。

その原因を詳しく解説している動画もあります。

 

確かに遺伝から来るものもありますので、どうしようもない部分もあるんですが、極力「リスクの少ない」生活を送ることは可能だと思います。

 

義母の場合、「認知症になるべくしてなった」という感があります。

それは下の動画で当てはまるものがいくつもあったのです。

皆様も宜しかったらご覧下さいませ。

 

 

義母は「肥満」でした。

女性ですから甘い物が大好きで、食べたいだけ食べるという生活を送っていました。

きちんとした検査はしていませんが、おそらく糖尿の気もあったのではないかと思います。

飲酒と喫煙はしないので、そこはマシだったかなとは思いますが。

 

家族が注意しても「太っている方が若く見られる」というようなことを言ってダイエットなどはまったく受け入れようとしませんでした。

 

年を取っても食欲だけは減退せず、とにかく味付けの濃い肉類が大好きな人でした。

当然のことながらカロリーオーバーで高血圧になり、毎日かなりたくさんの薬を飲むはめになります。

興奮すると鼻血を出していたこともありましたので、おそらく200オーバーも頻繁にあったのではないかと思います。

 

さらに不運が重なり、コロナが来てから家から出なくなりました。

というより、基礎疾患を持っているため、私たちが家から出さないようにしていたのもあります。

結果的にまったく運動はおろか、散歩すらしない生活になりました。

当然、他人と関わることがなくなり、接するのは家族だけという生活。

 

また、何かさせると家族に面倒なフォローがつきまとうため、あえて何もさせないという生活に。

これで責任感と緊張感が生活から消えました

 

これで認知症が一気に進行しました。

もともと発達障害なので、認知症予防なんて考える思考回路もなく、坂道を転げ落ちるようにボケて行った感じです。

 

私たちも反省すべき点はたくさんあります。

家族がひとつの認知症を作り上げた感は否めません。

 

まだ、人の見分けをする知能はありますが、時間は完全にわからなくなっているようです。現在それくらいの段階ですが、まだ70代ですからこれからも進行するでしょう。

 

私は家の中に「いい反面教師がいる」という認識で義母を見て来ました。

つまり、彼女と正反対の生活を送れば「認知症のリスクが下げられる」ということがわかったわけです。

 

たくさんの書籍を読み、動画も見ました。

いろいろな説がありましたが、下の3つに集約されるような気がします。

 

・運動する

・他人との関わりを持ち、生活の中に緊張感と責任感を持つ

・生活習慣病にかからない食生活を心掛ける

 

集約するとこの3つですね。

ここからいろいろ枝葉がありますがそれはまた後日解説します。

 

手先を使う趣味を持つやら脳トレがいいやら言いますが、それほど影響はないと思いました。

 

まあしないよりはマシというレベルなのかと。

大切なのは趣味を通じて他人とのコミュニティを持つことだと思います。

 

趣味も「人から求められるレベル」になることが理想ですが、そこまで努力するのも大変ですし、仮になったとしてもそれを維持するのも大変です。

まずは「他人と一緒に楽しむレベル」を目指したいものですね。

 

 

私が今、やっていることはすべて認知症予防につながっています。

家族に迷惑をかけないために、最大限リスクを下げた生活を行い、これで認知症になったら仕方ないと家族にも思ってもらえるようにしたいわけです。

 

何でもかんでも我慢するようなストイックな生活を送るわけではなく、「上の3つを楽しむために何ができるか」を考えるわけです。

 

私はまだ50代なので、平日は仕事がありますので、休日の過ごし方に認知症予防のカギがあると思っています。

 

つまり、仕事や仕事を通じた人付き合いがなくなった時に何が残るのか。

そこが重要なポイントになるのではないかと思います。

 

ある程度の年齢になったら認知症リスクを考えた生活に切り替えたいものですね。

 

 

今回はここまでにします。

最後までお読みいただきありがとうございました。