マスカーニ作曲のオペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲として人気があった曲に、
後になって、マッツォーニが歌詞をつけてできた「アヴェ・マリア」
世界で最も美しい間奏曲と言われている曲だからこそ、
オーケストラでの演奏はもちろん素晴らしいけれど、
歌うことができたら、もっと素敵・・・との想いが歌になったのかな、と思っています。
多くの「アヴェ・マリア」の歌詞と同じ ラテン語の祈祷文ではなく、
「涙の絶えることのない深い苦悩の中に、私を見捨てないで下さい」
と聖母マリアに救いを求める内容の歌詞になっています。
祈祷文も神聖な感じがして素晴らしいと思いますが、
この「アヴェ・マリア」の歌詞も、人間味があっていいな、と思います。
もとのオペラに登場するヒロインのサントゥッツアが
婚約者に裏切られた気持ちを表現したかのようにも感じられて、ドラマティックだと思います。
どの「アヴェ・マリア」も、歌ったり聴いたりすると、とても癒される感じがするのですが、
たくさんある「アヴェ・マリア」の中で最も好きな曲のひとつです。
こんなに美しい歌を歌うことができて、幸せです。。。。。