music BOLERO
『手首を動かさないで！』
ピアノを習っていると
先生からよく言われたことが
あるのではないでしょうか？
確かに、
手首を上下に動かして弾くのは
よくないのですが…
なぜなのか？
手首が上下するのは
指先の力が弱いからです。
指先で支えられないために
打鍵するたびに
手首が下がってしまうのです。
先生が『手首を動かさないで！』
と言うのは、
指先でしっかり支えましょう！
ということなのです
指先の力がしっかりしてくると
手首や腕を使って打鍵する
様々なテクニックを学びます
その中で、
今日は『オクターブのうごき』です。
ポイントは
○打鍵の方向性
1音目を弾く時は上から下へ↓
2音目を弾く時は上へ弾むように↑
1音目は重く
2音目は軽く脱力する感じ。
これを繰り返します。
2音とも力が入ったままでは
しなやかな動きができず
美しい音色が出せませんし
速いテンポに対応できません。
必ず緩むところがあるのが
ピアノのテクニックでは重要ですね。
このようなオクターブのテクニックは
『手首を動かさないで』弾くのは
逆に難しいですね。
手首を柔軟に使って
反時計回りの円を描くように
滑らかに動かします。
速いテンポで弾くときは
円を描く暇はありませんから
より直線的に動かします
ポイントをしっかりおさえて
練習をしていくと
テクニックを身につける
近道になりますね