アメリカによるベネズエラ侵攻。新年早々憂鬱なことである。ベネズエラを経営するそうだが、アメリカの戦後統治が上手くいった、いや、いきすぎたのは、第二次大戦後の日本だけだろう。どんな思惑が複数働くにしろ、侵攻を行なうのは古今東西、利欲を免れていたことはない。中南米に独裁国家が多く誕生するのはバナナリパブリックという蔑称でも分かることだが、その背景に、親米と反米が入り組んでいるということがあろう。バナナリパブリックなんて言っても日本人の多くは、ファッションしか連想しないだろうが。わたし自身、ベネズエラと言われて思い浮かべるのは引退の前年、野茂英雄投手がベネズエラの独立リーグのマウンドに立ったことくらいだ。当時はチャベス独裁政権下で、いまと同じように貧富の差が烈しく、治安も悪かった。おまけに雨が多い。長年、野茂英雄さんを取材していた友人は、ベネズエラまで野球しに行く日本人なんていないよ、それだけでも野茂のメンタリティは並外れている、と讃嘆していた。この友人は、箱根駅伝の取材も行っており、あれくらいテレビ番組向きのスポーツもない、逆にいうと記者用のクルマから選手の後姿だけしか見えない、あんなつまらない生取材もないと語っていた。もともとはテレ東が中継していたものを日本テレビが買い取ったという経緯もこのひとから聞かされた。会えば知的刺戟をもらえる希少にして貴重な友人だったが、11年まえに忽然と現世から消えてしまった。正月でも気勢上がらず、むしろげっそり削がれている。NO WAR❗️
文章だけのブログがあってもいいでしょう。