本人⇒知人

このたびの当マンションのプロパンガス爆発事故に際し、早速お見舞いのお手紙をいただき
ありがとうございました。


幸い私ども一家が居住いたしております部屋は、爆発の起こりました個所に遠く、死角に当たっていることもあって、窓ガラス一枚も割れなかったという幸運に恵まれました。


どうぞご安心ください。


プロパンガス爆発のすさまじさについては、話には聞いておりましたが、想像以上です。


鉄筋コンクリートの壁や天井が壊れて大きな穴が開き、さながら爆弾か砲弾を浴びたような惨状を呈しています。


死者3名、負傷者20数名という数字からも被害の大きさがわかりますが、建物および付属物、居住者の財産などの損害を合わせ考えますと、ただ、自分一家の安全だけを喜んでばかりもいられないような気になります。


とりあえずお礼まで。


本人⇒知人


○○工場で発生しました爆発事故に関し、私どもの被害をご心配くださって、わざわざお見舞いの
お手紙をいただきありがとうございました。

爆発と同時に火災が起こりましたので、付近の住民は一様に危難を感じたようでしたが、
幸い工場だけの被災ですみました。

私ども一家も無事でございますから、どうぞご安心くださいませ。

とりあえずお礼申しあげます。

PS.来月には結婚式があるということで、面と向かうと照れくさいので祝電電報を贈ります。
本人⇒知人


お見舞いのお手紙、きょう私どもの寄寓先へ届きました。

ご親切なお心づかいを身にしみてれしく感じました。

お察しのとおり、丸焼けに遭いました。

夜中に隣家からの出火では逃げるのが精いっぱいで、何を持ち出すゆとりもありません。

思い出しても恐ろしくなります。

火元の隣家では死傷者も出ました。

そのことを思いますと、着のみ着のままでも家族にけがのなかったことを喜ばねばなりますまいかと思っております。

表記の寄寓先は、私の母の生家で、叔父一家の住居です。

当分この家に置いてもらい、再築の方策を練ることにします。

まんざら他人というわけでもありませんので、多少の気兼ねはありましても、辛抱して再起に備えることにします。

どうぞご放念くださいませ。

まずはとりあえずお礼まで。



会社⇒取引先


拝啓このたび弊社〇〇工場の火災に際しては、早速ご丁重なるお見舞いを賜わり、まことにありがとうございました。

厚くお礼申しあげます。

出火原因については当局において調査中でございますが、弊社としましても防火設備等を再検討して、
再び今回のような不始末を起こさないよう万全の処置を講じ、各位のご信頼にお応えいたす所存でございます。


一層のお引き立てを切にお願い申しあげます。


まずはとりあえず書中お礼申しあげます。


ところで、来年は結婚式があるということで、祝電を送らせてもらいます。
本人⇒知人


このたびの火災につきまして、早速ご親切なお見舞いをいただきまことにありがとうございました。

厚く厚くお礼申しあげます。

テレビや新聞やラジオなどで報ぜられましたとおり、当地に市制が敷かれまして以来の大火とのことで、
市の目抜き通りは焼け野原に変わりました。

私ども一家も焼け出されて、現在は小学校の屋内体育場で、多くの被災者の皆さんと一緒に寝起きしています。

幸い家族の者には負傷者もなく、無事に避難しましたからご安心くださいませ。


夏場のことととて寒くはなく、食糧も支給がありますので、生きるうえでの支障はありません。

焼け跡の整理もあらかたすませました。

火災保険金や県市などからの特別融資を合わせれば、どうにか住居の再築の目鼻もつきそうですが、やはり大変です。

寒くならないうちに工事をすませようと計画を進めておる所でございます。


まずはとりあえずお礼申しあげます。


また、このような惨事で、伺えないので来月の誕生日は祝電を送らせていただきます。大変申し訳ありませんが、宜しくお願いします。
本人⇒知人


ごていねいな暑中のお見舞い状をいただき、ありがとうございます。

東京は、なんだかムシムシしていて、たいへん過ごしにくいなと感じていましたところ、貴女の住んでいる岐阜は、とんでもない暑さとのこと、こちらからお見舞い申し上げねばならないことでした。


私も結婚して一年、東京の水にも大分慣れてきました。夫はもともと江戸っ子ですので、暑さにはなんともないようです。

お会いできる日を楽しみにしています。


・暑中見舞いのお礼 その2

京都からの暑中見舞い、ありがたく拝掌いたしました。

そちらを吹く風の涼しさが伝わってくるようでした。

貴兄のハガキには、生意気なことを言うようですが、いつも感心させられます。

さりげない文章のなかに、人の心を思いやる気配があり、貴兄の面影まで浮かんでくるようです。

仕事半分、旅行半分の京都行きとは、羨しい限りです。


とはいうものの、ルポライターという仕事がいかに大変かということは、門外漢の私としても、
大よそは聞き知っています。

貴兄と最後に飲んだ、蔵屋という飲み屋で、また話し合いたいものです。
楽しみにしています。


貴兄は仕事の仕方が一途な方ですから、どうか健康にはくれぐれも留意して下さい。


PS.話が変わりますが、祝電を考えるのは非常に難しいです。
妻⇒夫の友人


夫の負傷入院に際しましては、ご丁重なお見舞いのお手紙をいただきまして
まことにありがとうございました。


収容された病院からの知らせで私が駆けつけましたときは、昏睡状態でまったく意識がなく、
頭も顔も厚く包帯で覆われて、わずかに鼻孔と口だけをのぞかせていました。


死んだようにベッドに仰臥している人が、ほんとうに自分の夫だろうかと疑ってみたくらいです。


クルマのナンバーを知らされ、所持品を見せられては、疑うこともできなくなりましたが、
それでも顔を確かめたわけではなく、言葉を交わすこともできませんので、半信半疑の数日間を過ごしました。

ようやく意識を回復し、少しは話をすることができるようになり、また、包帯を取り替えるとき夫の顔を確かめることもできましてから、平静な気持ちで看護に当たれるようになりました。


入院しましてから今日まで、私は病院に泊まって付き添っています。


子供は母がみてくれますので心配はありません。


退院まであと三週間はかかりそうです。

その時まで私の付き添いが必要ということもありますまいから、必要がなくなれば私は自宅から通うことにします。


いろいろご心配をいただきまして、ほんとうにありがとうございました。


とりあえずお礼申しあげます。


また、今回の事態で行動できない為、結婚式には祝電を贈らせていただきますので、宜しくお願いいたします。
父親⇒知人


このたびの誠のけがにつきまして、早速ご丁重なお見舞いのお言葉をいただき、
ありがとうございました。

本人の不注意から、新聞記事になるような事故を起こしましたのは、親の責任でもありますので、
大いに恥じ入っております。


状況はだいたい、新聞記事のとおりです。


拾って持っておりました散弾銃の薬莢に、花火用の火薬を詰めて遊んでおりましたとき、爆発して、手の指と顔にやけどを受けました。


けがをしたのが誠だけで、一緒に遊んでいた仲間の子供さんに被害がなかったのは幸いでした。


治療を受けた病院の話では、三週間ぐらいで全治するだろうとのことでした。


傷跡が心配にならないでもありませんが、この点も目立ったり、不自由だったりするようなことはあるまい
とのことですから、まずまず安心できようかと存じます。


ご心配をおかけしてまことにすみません。


このような事態で、伺えないので来月の誕生日は祝電を送らせていただきます。大変申し訳ありませんが、宜しくお願いします。
本人⇒友人


私のけがをご心配下さって、わざわざお見舞いのお手紙をいただき恐れ入りました。


吉田さんからお聞きになったとのことですが、私がけがをしたとき、吉田さんのお母さんが近くに居合わせて、私がけがした場面を見ていらしたので吉田さんにも手紙で知らせたのでしょう。


それで吉田さんが心配してお見舞いのお手紙を書き、あなたにもお知らせしたのだろうと思います。


ですけれど、私のけがは軽いもので、左手の小指の裂傷を三針縫ったことと、
同じ左手の打撲傷ですみました。


それよりもお気の毒でしたのは、私とぶつかった相手の中学生で、乗っていた自転車もろとも倒れたはずみに、コンクリートの舗導で頭を強く打ち、けがの程度も私よりひどかったようです。


私は普通に歩道を歩いていて、そこへ相手がぶつかったのですから、私には責任がないようなものですけれど、相手をとがめる気持ちになれない、なんとも後味の悪い出来事でした。


幸い左手の軽いけがでしたので、手紙も書けます。


どうぞご安心ください。


まずはとりあえずお礼まで。


PS.実は友人が結婚するので、祝電を贈ろうと思うのですが、なかなか文面が決まりません。
本人⇒友人


お見舞いのお手紙をいただき、恐縮しました。


現地の診療所で応急処置をしてもらって、迎えに来てくれた兄のクルマで帰京し、そのまま入院したのですが、経過が良く、松葉杖の助けを借りれば歩ける程度に回復しました。

レントゲン検査の結果では、単純な骨折だとのことですから、日がたてば自然に治るでしょう。

もちろん現在はまだ副木をあてて患部を固定しています。

一日中、家にいて、何もすることがない毎日というものは、苦痛ですよ。

マンガとテレビばかりみています。

母や兄からは「もう少しマシな本を読んだらどうだ」とたしなめられるけれど、活字ばかりの本はどうも親しめません。


自業自得とはいえ、この冬はスキーともこのままお別れになりそうです。


ときどきお便りをください。便りをもらうのはとてもうれしいものです。


どうもありがとうございました。とりあえずお礼まで。


ところで、来年は結婚式があるということで、祝電を送らせてもらいます。

息子⇒父の知人

過日はご多忙中をわざわざ病父をお見舞いくださいまして、まことにありがとうございました。
厚くお礼申しあげます。


飯田様がご覧になられましたように、退院後の父は比較的に病状が安定しておりますので、私たち家族の者もひとまず愁眉を開きました。


しかし老齢でございますし、病気の性質として病勢の進行の速度をゆるめる治療の方法はありましても、完全に治癒する術はないと聞いております。


私としましては、できる限りの看病をしたいという気持ちと、父の心の安静を願う気持ちとを今後ももちつづけたいと思います。


寒冷の折からご自愛のほど願いあげます。

まずはとりあえず書中お礼まで。


娘⇒母の知人

母の病気につきまして、ご丁重なお見舞いのお手紙を頂戴いたし、まことにありがとうございました。


お尋ねにあずかりました病状は、表面的には特に悪化をたどっているようには見えませんが、動脈硬化症の宿命として、長寿は望みうべくもないことと、家族の者も観念いたしております。


しかし、現在のところでは、寝たきりで動けないという状態ではなく、トイレにも一人で行き、気分の良いときはベッドで上体を起こしてテレビを見たりします。


主治医の先生が毎週一回往診してくださって、そのつど必要な指示をしてくださいますので、食事なども医師のご指示どおりにいたしております。

寒さも遠のき、春もどうやら本格的に訪れたようですから、当分は母も気分の良い日を過ごせるだろうと存じます。

とりあえずお礼申しあげます。

話が変わりますが、結婚式の祝電を考えるのは非常に難しいです。
父親⇒知人

このたび勇次の発病につきましては格別のご心配をいただき、かつ、ご丁重なお見舞いを頂戴いたしまして、まことにありがとうございました。厚くお礼申しあげます。


入院後の経過はきわめて順調です。


病人には家内が付き添っておりますし、私も仕事の合間をみて病院に足を運んでおりますが、日一日と快方へ向かっていることが素人目にもはっきりわかります。


このぶんならば退院の日も遠くはありますまい。ご放念のほど願いあげます。


まずはとりあえず書中お礼まで。


●母親⇒知人

ご丁重なお見舞いのお言葉を頂戴しまして、まことにありがとうございました。
厚くお礼申しあげます。

裕子が発病しましたのは、5日の午後でした。

腹痛がするといって、学校からタクシーで帰ってきました。


熱があり、吐き気がすると申しますので、近くの内科医院に往診してもらいましたところ、盲腸炎の疑いがあるとのことでしたので、ただちに総合病院へ運び、改めて診察してもらいました。


間違いなく盲腸炎であることがわかりましたので、そのまま入院して手術を受けました。

昔と違い盲腸炎の手術は比較的に簡単だと聞いておりましたが、玲子の場合もそのとおりで、きのう退院を許され、帰宅しました。


手術をしますと、痕跡(こんせき)のことが気になりましたけれど、これも思ったほど大きなものではなく、再発の心配もまったくないとのことですので安心いたしました。

本人も来週から登校すると申しております。

他事ながらご休心くださいませ。

まずはとりあえずお礼まで。

話しは変わりますが、半年後には結婚式があるということで、面と向かうと照れくさいので祝電電報を贈ります。