いよいよ明日は、友達の彼女の友達…まぁ要は、「一回飲んだ知り合い」の舞台を観に行く訳だが。


…めっっちゃ楽しみだ。
自分でも驚いているけれど、なんだかものすごく楽しみで、そわそわと下調べをしてみたりしている。
でも原作は敢えて読まずに、初めて出会うストーリーにハラハラドキドキしながら楽しむの。


こんなにルンルンしている私は久しぶりで、なんだか可愛くて愛おしい。笑
おい、おまえどこにいた!久しぶりだな!
と、なでなでしてやりたくなる。


はい、ええと冷静な方の私が語りますと、
私は「舞台」に関しては、自分にはあまり楽しめない芸術だと判断して、一度諦めております。
なんと言うか、舞台特有の「演技くささ」が苦手で。
映画は好きだけど、舞台はね…
客席に届く声・動きをしなくちゃいけないのはわかるけど、その不自然さが、どうもね…と。


でも、めちゃくちゃ憧れてはいるの。
マイナーな舞台特有のサブカル感とか、
一家言持ったマニアックな人が集う感じとか(勝手なイメージ)、
みんなで地下に籠って、『人形の家』について熱い自論をぶつけていそうな感じとか。(演劇と言えばこれしか出てこないのが残念!)

だから。

私も、舞台は面白いって思いたい!
混ぜてほしい!地下に!!


…そんなところに現れたのが、今回の舞台なのです。
今まではだめだったかもしれないけど、
今回の私には、別の楽しみ方がある。
「この前、目の前で喋っていたあの子」が、舞台上で役を演じている。
その変化を鑑賞し楽しめるのだ。
言い方を変えれば、「俳優とは何者ぞや」を観察できる。

以前も、アマチュア劇団に入っている知り合いの舞台を観たことはあるけれど、今回は違う。
なんてったって、プロの舞台だもの。

まあ、地下にいらっしゃる方からは、そんなん舞台の楽しみ方ちゃうで的なことを言われるのでしょうけど、
それでも何でも、私が舞台を楽しむ経験ができればそれでいい。


そして今回すらあまり楽しめなければ、もう舞台演劇は諦める。
大人しくオーケストラのコンサートに行く。