『鬼神の狂乱』・坂東眞砂子(1958-)・幻冬舎 2008・枯れ葉の縁を赤い火が舐めたかと思うと、見る見る間に、ぱちぱちという音を立てて、炎が立ちあがった。・弘化元年:1844・天狗ーーー狗神・狗神憑き・平田篤胤『鬼神新論』・山文(やまぶみ): 椎の実に糸を通したもの 糸、椎。いと、しい。愛しい。・瘤
『信長』・坂口安吾(1906-1955)・宝島社 2006 (「新大阪」1952秋-1953春)・信長はふと目がさめた。・人が最後の崖に立った時、他に助けを求め、奇蹟を求める時は、必ず滅びる時である。自分の全てをつくすことだけが奇蹟をも生みうるのだ。・信長は誰の助けも頼むつもりがなかった。□織田信長(1534-1582)・吉法師(幼名)・桶狭間:幸若舞『敦盛』1560・天下布武:僧、沢彦から与えられた印文・ルイス・フロイス(1532-1597)、『日本史』・人間五十年、下天の内を較ぶれば、夢幻の如く也。一度生を稟け、滅せぬ物の有る可き乎。(敦盛)