約1ヵ月前に産卵したベタ達。
かなりの数の稚魚が孵化したのですが、親が食べたのか???と思えるほどに、ある日突然姿を消すように、殆んどいなくなりました…。
自分が無意識で何かしてはいけないことをしてしまったのだと思います……。

その時の稚魚は数匹しか育てる事が出来ず、かわいそうなことをしてしまいましたが、非常に貴重な経験をさせてもらえました。
同じ失敗を繰り返さないように今回は、初期の餌、インフゾリアには注意しています。インフゾリアとは原生動物の総称なのですが、前回は入手も繁殖もしやすいゾウリムシを使いました。
しかしベタの初めの餌としては、ゾウリムシでもどうやら大きすぎるようなんです。ですから今回は、もっと小さなインフゾリアと言いますか、ミドリムシとクロレラを用意してスタートすることにしました。
親魚にはしばらく休んでもらった上で、今回2回目の産卵をしてもらいました。

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↑この組み合わせ(インドネシア)は初回からやめて、↓の組み合わせでスタートしました

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↑前回の産卵ペア(インドネシア)
写真の色が曇っていますが、上のメスと同じメスです。
前回の稚魚は、かろうじて数匹生き残っているだけです。良く育った子は1センチ程になっています。どうにか数匹は育ったものの、育ちにとてもムラが有ります…。

今回はこの時のメスと、別のオス(ピンクを発色しているインドネシアのオス)とをペアにしました。ピンクを発色する子供が是非欲しかったからです♪
そのオスの写真を撮っていなかったので、後で載せますね。

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↑2回目の産卵で生まれた稚魚の現在の様子。そろそろ自力で泳ぎ出す、その寸前です。

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↑前回産卵したペア(タイ)
卵は沢山孵化したのですが、全滅させてしまいましたので、再挑戦してみました。

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↑2回目の産卵で生まれた稚魚の現在の様子
泡巣の下に不鮮明に見える縦の短い線は稚魚のしっぽです。上のペアの稚魚より1日遅れで孵化しています。

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↑前回産卵したペア(タイ)
前回は、卵は沢山孵化したのですが、全滅させてしまいましたので、再挑戦しました。しかし今回は産卵すらしませんでした…。
なかなか思ったようには行かないものですね…。



●3回目の産卵

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さすがに3回目以後になってくると、繁殖のポイント、注意点がわかってきて、沢山の稚魚を孵化、生存させることが出来るようになりました♪
どうやら自分のベタ繁殖の練習段階は終わったような感じです♪

今後は残る稚魚も多くなると思うので、逆に無茶な繁殖はつつしまなければいけません。
自分の場合、繁殖そのものが好きだからやっているだけで、販売やコンテストが目的ではありません。良い子が少し生まれたら、それで大満足♪
だから殖やしすぎは禁物です!

話は変わりますが
ハツカネズミを飼育していた時は、
サテン(毛が艶々光るタイプ)のトライカラー(三色)を作りたくて、交配して200匹を超えましたが、ベタはマルチカラー(キャンディのギャラクシー)のロングフィン(ハーフムーン)を作りたいと考えています。
ハツカネズミもベタも、求めるそのタイプは既に存在はするのですが、なかなか出回らず、出てもとても高額なのです。

ベタの場合は、繁殖しても控えめに、おそらく300~400匹程度までには押さえなければいけないと考えています。
ですから今後はかなり厳選したペアだけの繁殖にしぼります♪