別のブログから2014.02.13の記事を移しました

チビネズミの飼育を始めるに当たり、どんなものが必要か…その必需品についてです。内容的に2 「日常の管理」とダブるところも有ります。

●飼育容器について
昆虫等を飼育する為のプラスチック製のフタ付きの物がお勧めです。フタは必需品です。

イメージ 1

プラスチックケースはメーカーが違っても、だいたいの規格が決まっていて、小、中、大、特大等となっています。
選ぶ大きさは飼育する数にもよるのですが、大きめの方が良いでしょう。
家では繁殖に小も使用していますが、後述の「回し車」等を使うならば中サイズでギリギリな感じです。

ちなみに、ハムスター用等の格子が有る容器ですと、チビネズミは隙間から出てしまうので使用できません。
ガラス水槽は見映えが良いのですが、重たいし金属製のフタを買い足す必要が有ります。また、始めからフタのついた爬虫類用のガラス水槽は、側面が開くため、手入れの時にチビネズミが脱走する可能性が高いです。



●エサ入れについて
チビネズミはどうせエサを撒き散らしてしまうからと、始めからエサを床に撒いて与える方もいるようですが、確かにそれも1つの選択肢ではあります。
しかしそれでは本当に散らかった感じになりますし、エサがかなり無駄になってしまいます。実際には容器を選べばばエサはそれほど散らかりません♪

エサ入れのお勧めは、陶器かガラス製でチビネズミが2~3匹どうにか入れる位の低面積があり、高さがチビネズミが身体を伸ばした時の長さ位の物を選ぶことです。ペットショップよりも食器屋さんか100円ショップで探す方が効率的です(笑)

●エサについて
チビネズミは雑食性…草(種子)食+肉食を少しです。
メインは小鳥のエサになります。殻付きのアワ、ヒエ、カナリアシード等色んな種類が混ざった物で、それにもう少し大粒の物を加えても良いです。但し固いもの…米粒や豆は固すぎて食べられないようです。そして動物質のエサとしては、家ではハムスター用の煮干しやドッグフードを与えています。
おやつとして、ヒマワリの種子やカボチャの種子を剥(む)いて与えると喜びます♪

●水入れについて
チビネズミは床に置いた水いれからも上手に水を飲むことが出来ます。しかし水入れに床材が入り込んでしまうので、やはり上から吊るすタイプの水入れがお勧めです。
このタイプの水入れの飲み口部分には通常、ボールが入っています。チビネズミはこのボールを押し回す力が足りないため、水を飲むことが出来ない事が有ります。ですから飲み口にボールが入っていないタイプの物を選ぶことです。

イメージ 2

↑エサと水入れ(右下)…赤いポストの貯金箱は、底のコインの出し口をチビネズミの出入り口にした隠れ家ですが、これは殆ど利用されませんでした…失敗例です。

●巣箱(隠れ家)について
チビネズミはペットとしての飼育の歴史が短いせいか、まだまだ臆病な個体がほとんどです。
昼間は特に天井(てんじょう)が低い狭い場所に隠れているのと安心しますので、隠れ家になるものが有ると良いです。
しかし飼育する側からすると、いつも姿を見ていたい訳ですから、ここに矛盾(むじゅん)が生じてしまうわけです。

これを解決する良い方法があります。
別のところでチビネズミは上からの視線は恐がるが、横からの視線は恐がらないと書きましたが、それを利用すれば良いのです♪
飼育容器の手前側の壁面に隠れ家を置きます。そしてその隠れ家は、壁面側の壁が無い物を使うんです。そのような隠れ家は市販されていませんから、自作するか市販品を加工して作ると良いです。

家では市販の安いスノコをバラして、それを材料にしてグルーガンで貼り合わせて適当に作っています↓

イメージ 3



こうしておけばチビネズミは飼育容器の一番手前側にいてくれますから、お互いの為になります(笑)
木製でなくても、お菓子の空き箱等で作っても良いです。

●遊具について
チビネズミは夜行性で、昼間はおとなしくしていますが、活動時間の夜は元気に走り回ります♪遊びも好きなので、市販の回し車(回転輪)のミニサイズを入れておくと、それを盛んに回して遊びます。運動不足の解消やストレスを溜めない為にも良く、飼い主もそれを見て萌える事が出来ます(笑)
ですから飼育容器の大きさは、せめて中サイズか、出来れば大 以上を使いたいのです♪



●トイレについて
チビネズミはトイレを覚えませんので必要が有りません。それでもウンチはゴマ粒大なので気にならないと思います♪