Geosesarma krathing ハーフ オレンジ バンパイアというカニさんです。
小さくて、黒とオレンジのツートンカラーがカワイイです。

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↑オス

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↑メス(ハサミ小さめ)

そして何よりの魅力と感じたのは、完全な陸性だと言うのです。

話しによると、昼間は穴の中に潜んでいて、夜はヤシの?木に登って虫を食べるようです。
繁殖が陸上で、卵から孵化する時には既に変態が済んでいて、いきなり子ガニが生まれます。また、脱皮も樹上で行うとのことで、何だかカニらしくないところが気に入りました~(笑)
普通の陸性のカニやヤドカリは、繁殖だけは海で行うのに、繁殖まで陸上で済ませるとは…興味深いですね。カエルで例えると、オタマジャクシの時期が無く、陸上に産んだ卵から直接子ガエルが出て来る感じ…(海外にはそういうカエルが実在しますが)…面白いです…音譜
聞いたことは素直に信じ、群生するらしいので、2ペア買い求めてみました~♪

家には海のカニさん(ヒライソガニ)がもう2年以上居るくらいで、飼えるならカニは結構好きなんです。
海のカニさんは脅かさないように水替えを1度もしないで(笑)飼育しているので、10ヵ月程でエサを「ちょうだいちょうだい」するようになりましたので、この子達もなるべく長く飼って、慣れてくれると嬉しいな~♪

それにしても、どうして名前が「バンパイア」なのか気になりますね…やはり虫を食べる姿が残酷でバンパイア…かな?

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↑ゴキ(レッドローチ)を食べているところ

ともかくあまり情報が無いのでとりあえずの飼育セットを組んで見ました~♪

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聞いた情報からいろいろ考えてみました。
①カニはエラ呼吸ですから、水が必要です。今は水分不足になっているように見えたので、まずは水分補給させました…自然界では雨や夜露が有りますが、飼育下では水ゴケ等の湿気は有っても、呼吸の為の水は不足しているようです。実際、これは正解だったようで、かなりの水分を補給していました。
②エサは小さな虫、または市販の乾燥アカムシとのこと。
残酷ですが、自分は生きたゴキをピンで裏返しに張り付けにしました…。ハエトリグモのような俊敏な動きは期待出来ないと思い、エサの方を固定することにしたんです…。
とりあえず正解だったようで、ピンからちぎり取って(多くは落ち着く場所に移動してから)食べていました…。でもこの方法は残酷過ぎて他の人には出来ないかも知れないですね…。かなり空腹だったのか、ただの大飯喰いなのか(笑)…想像より沢山食べました~。

こんな風にスタートした新しいカニさん飼育ですがはたしてどうなることやら…です♪