こんなスペックの私です。
過去にお付き合いしていたはやとくんの思い出を書き残しています。
話が前後しますが、婚約指輪をいただいた後に「結婚式とかどうする?」と。
私は物心ついた時から結婚式は絶対やりたくない派でした。
自己満足な式で、参加者に自分のドレス姿を見せるなんてもう絶対イヤ
参加するのは好きですし、人の式を見ている分には幸せな気持ちになります
だけど自分は絶対に式はやらないと決めてました。
というか、はやとくんにもそんな話をしてました。
なのにはやとくんは、私なりの冗談だと思っていたようで
「ドレス姿見たいな~」
「絶対綺麗だもんな~」
「まめのために結婚式挙げたいな~」
と聞きませんでした
しばらく力説したら、「じゃあ籍だけで写真だけ撮ろうか」という話にまとまりかけてたのですが
出てきますよねー、姑。(仮)
「まめちゃん結婚式したくないの~
」
「すいません…」
「年齢的にももうドレスとか着るのも厳しいですし、出来ればその予算は生活に回したいと…」
「ダメよ」
「え?」
「お願いだから、結婚式は挙げて」
「だってうち、女の子いないんだもん」
「まめちゃんの綺麗な姿、見たいなー」
「母さんまめはドレス着たくないし、式挙げたくないんだよ
」
「あんまり面倒くさいこと言うなよ」
「だって~」
「はやとも見たいな~って毎回私に言うじゃない」
「でも、それは二人で決めたことですし…」
「んー、でもさぁ。恩返しじゃないけど、ご両親も見たいと思うよー」
「何より私が見たいの」
「両親にも昔から話してありますし…」
「そうなのー絶対見たいはずなのに変なのぉー
」
「娘の為に我慢しちゃってるのかな」
「あっいいこと考えちゃった
」
「海外ウエディングなんてどう~」
「お互いの家族だけだし、まめちゃんも恥ずかしくないじゃない」
「みんなで観光も出来るし~」
「ねえ、はやと」
んだよババア(口が悪くてごめんなさい)
ふたりの問題だろ
好き勝手言って、予算はどうすんだよ
両親への感謝の気持ちも分かるけど、ふたりで決めたことに口出すな
その後もかわしては立ち向かってくる姑(仮)。
結局、毎回顔を合わせるたびに言われるようになり、しまいには
「まめちゃん、これ見てー」
まさかの自分の結婚式のアルバムまで出してくる始末
信じられない…
「私も見返すとやっておいて良かったーって思うのよ~」
「だから、ね?」
「恩返しと思ってやってみようよ」
何を言ってもこの人は無駄だと思った瞬間でした。