こんなスペックの私です。
過去にお付き合いしていたはやとくんとの思い出を書き残しています。
はやとくんに指定された場所まで来た私。
体調を崩していたので、夜風が寒くて仕方なかったのを覚えています
ただ…
なんでこんな場所?
※ごめんなさい、上の資料は海外の高層ホテルです
リアルな場所は書くのを控えておりますm(__)m
え…なんでこんなホテルが立ち並ぶエリア…?
しかもラブホじゃないちゃんとしたホテル…?(こら)
え…なに怖い…
そんな風にそわそわしていると、はやとくん登場
「ごめん~、なかなか車置けなくて」
「いやいいんだけど…」
「ていうか体調大丈夫?ごめん、無理させちゃって」
「いやいいんだけど…」
「どこ行くの?」
「え」
「【え】じゃないよ
どこ行くの?」
彼はそういって指を指し、
「ここ」
「マジで言ってんの何しに行くの
」
「え、ご飯でも食べようと思って…」
「こんな服装で入れるの」
そう、どこで何をするかも聞いてなかった私は、
極端にいえば、このくらいラフな格好をしていた
「大丈夫でしょ~、別にドレスコードなんて聞いてないし」
男と言うやつは…
この時ばかりははやとくんに心底腹が立った。
いや、これ以上にもっと腹立つこと沢山出てくるけど←いーから。
エレベーターに乗り、何やら最上階エリアまで。。
ああ怖い。
なんなの、何でなんでもない日にこんな場所でこんな格好でご飯食べなくちゃならないの…
もうなんか具合も悪いし、どえらい場所に来てしまい気分が落ち込む私←
「お待ちしておりましたご案内いたします
」
そういって、やたら景色のいい窓際のテーブルに案内される私たち
正直、何を食べたかなんて覚えてない。(笑)
とりあえずフォアグラとかトリュフとか、私の好きじゃないフレンチだったことだけは覚えてる。
貧乏舌なもので、婚礼やお祝いの席ではない高級な場所や食材が苦手
そんなことより、何故こんな場所に呼び出されたのか。
そればっかり、弱った体で考えていた
途中ウェイターに「今日は記念日か何かですか?」と声を掛けられたけど、「違います」としか答えられないし…。
お料理が一通り出揃ったあと、はやとくんが話始めました。
「じいちゃん、元気そうだったよ」
「そう、それは良かった」
「みんなお見舞いに行ってくれるし、おじいちゃんも寂しくなくていいね」
「私もまた顔出さなくちゃ」
「うん、そうしてくれるとじいちゃんも喜ぶよ」
「何より、家族みんなまめのこと大好きだから」
「何それw照れるw」
「でさ、今すぐに返事が欲しいとか言わないから。」
「こんなに向き合ってくれて、こんなに大事にしたいって思う人に出会ったの初めてで。」
「これから先も、一緒に居て欲しいと思う。」
え…
なにこれは…
鳥肌の立つ私←
いや本当にキタァァァァって高ぶる感情より、「やめてやめて恥ずかしい」っていう気持ちが勝ってた(笑)
「結婚してください…////」
「えっ…」
「えっ…?」
「本当なら今日に合わせて指輪を渡したかったんだけど」
「製作が間に合わなくて…」(いや、製作って何…?)
「言葉にしか出来ないんだけど」
「えーーーー…」
「考えさせて下さい…」
「今は考えられない…」
「えっ」
「だって、私自分の家庭のこともあるし(私の身内も具合が芳しくなかった)」
「はやとくんの所も忙しいのに…」
「逆に、そういう身内がお互いに居るから、早く夫婦になれたらと思ったの。」
人生で初めて
高級ホテルの高級レストランで
ものすごい綺麗な夜景の中
こんな格好でプロポーズされた夜の話でした。
きっと二度とないなw
さぁ。
地獄の始まりです。(笑)